クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

人材育成

【人材育成】新入社員研修で私が伝えていること

今年は全国の企業の入社式がニュースで取り上げられていましたね。国立競技場を借りきっての入社式や、ジップラインしている入社式もありました。入社式の模様を観るとその企業の社風も透けて見えるので面白いなと思いました。私たちの仕事である新入社員研…

【人材育成】Chat GPTに聞いてみた、新入社員が会社に慣れるために意識すべきこと

新入社員研修の季節がやってきました。私もこの4月は何度か新入社員研修を担当する予定です。今年はどんな新入社員との出会いがあるのか楽しみです。入社式のニュースを見ていると、Chat GPTを使って新入社員向けの社長スピーチを作った企業もあったそうで…

【キャリア】キャリアの節目の乗り越え方

春は人事異動や組織改変によって変化を迎えるビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。望んでいた変化であれば嬉しいですが、予期せぬ転勤、戸惑いしかない配置転換であれば心中複雑です。このようなキャリアの節目をいかに乗り越えていくかを考えてみ…

【ビジネススキル】ポジショナルプレーと仕事の進め方

横浜F・マリノスを応援しています。ただ、football全体も好きで、特に戦術論も大好物です。そんな戦術の中でポジショナルプレーという考え方があります。私はfootballの専門家ではないのでビシッと定義できないですが、「攻守に相手チームをフルボッコにする…

【人材育成】ワークエンゲージメントとリスキリング教育

リスキリング教育を計画する大企業が増えています。リスキリング=ITスキルをイメージしていただいて構いません。政府もリスキリング教育に5年間で1兆円を注ぎ込みます。素晴らしいことではありますが、上手くいくかは微妙な気がします。国や企業側の思いと…

【人材育成】仕事の引き継ぎと補助輪の外し方

3月は人によっては異動の内示が出ている時期かと思います。新しい仕事と生活に対して不安と期待が入り混じります。仕事では前任者からの引き継ぎがついてまわります。今日は引き継ぎとビジネスパーソンの成長について考えてみます。 マニュアルが当面の頼り …

【マネジメント】既存事業と新規事業はマネジメントが異なる

私は現在、社内で稀有なポジションにいます。この三年間ぐらい既存事業と新規事業の両方を担当しています。そもそも1人で2つの領域を担当すること自体に問題も感じていますが、個人的には学びの多い経験をさせて貰っています。今日は既存事業と新規事業のマ…

【人材育成】どこまでフィードバックするかは悩みます

我が社の関連会社のお客様向けセミナーで30分間の講演依頼を頂きました。しかし、前日になって急遽、時間が半分に変更に。もはや講演というよりは挨拶の様相です。すでにお客様には案内を出している都合上、挨拶というわけにもいかず、主催者から泣きつかれ…

【人材育成】SX人材は良き生活者

私の生業は企業の人材育成を支援することです。イメージしやすいのは、管理職研修や新入社員研修の企画運営です。そんな私が近年、力を入れているのがSX人材の育成です。今日はSX人材の育成について考えてみます。 SX人材とは SX人材は良き生活者 心震える経…

【マネジメント】スーパースターを受け入れるべきか?

先日、ハーバード大学のアニータ教授の講演を聞く機会がありました。プロスポーツ選手のマーケティングを研究している先生です。最強のF1チームやバスケットボールのスーパースター、レブロン・ジェームズ選手、エンターテインメントのスーパースター、ビヨ…

【人材育成】ブルーロックに学ぶ学習棄却

ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:金城宗幸,ノ村優介 講談社 Amazon ブルーロックというマンガをご存知でしょうか。全国から集められた高校生が、最強ストライカーへの成長を目指して競い合う物語です。サッカー✖︎デスゲームという変わ…

【人材育成】コロナ禍入社の新人育成法

私の生業は企業の人材育成を支援することです。イメージしやすいのは管理職研修や新入社員研修の企画・運営です。コロナ禍になってから、各社でリモートワークが当たり前になりました。そんなリモートワークで最も苦労しているのが新入社員です。今日はコロ…

【人材育成】リバースメンタリングから職場風土を変える

日本の大企業の1丁目1番地はイノベーションです。人材戦略でもイノベーションを起こすための組織風土づくりに関心が高まっています。人事制度をメンバーシップ型からジョブ型人事制度に変更する、リモートワーク等や副業解禁など働き方の選択肢を増やす、…

【人材育成】社員の当事者意識を醸成する方法

「自ら問題意識を持って主体的に仕事に取り組むような人材を育成して欲しい」というご相談を頂くことが増えてきました。そんな研修があれば、我が社ももっと繁盛するのかもしれませんが、残念ながらそんなものはありません。今日は働く人の当事者意識の醸成…

【人材育成】中高年はEasy リスキリング

リスキリングに関する世の中の記事は、どちらかというと危機感を煽るような内容が多いです。技術革新やビジネスモデルの変化に対応するためにリスキリングしないと仕事を失ってしまうかもしれないそんな論調です。実際、海外ではそのような事象が発生してい…

【人材育成】リスキリングする人は、年収が7%UPする

年末に仕事関係の資料を整理していました。「これ面白そう」と思ってチェックはしたが、ちゃんと目を通していなかった資料があるわあるわ。今日はそんな情報から、人材育成に関するトレンドについて書いてみたいと思います。 リスキリングとは 2022年経済白…

【人材育成】リスキリングを阻む3つの壁

少し前の話になりますが、10月3日に開催された国家での所信表明演説で「企業人のリスキリング支援に5年間で一兆円を通じる」ことを表明しました。人材育成の業界は、リスキリング祭でザワザワしています。今日はリスキリングについて考えてみたいと思います…

【人材育成】新規事業開発で重宝する人材

今年は通常のマネジメントとは別に、新規事業開発を兼務していました。まだまだSEED期の域は越えてはいませんが、とりあえず最低限の役割を果たせて安堵しています。今日は新規事業開発に携わってみて、改めて感じた、求められる人材について考えてみたいと…

【経営】満員御礼

昨日、日本経済新聞社主催で「サステナビリティ経営の未来」と題したイベントを開催しました。今年の3月から準備してきたことが、やっと形になりました。実現までに、企画を立て、調査報告の内容を書き上げ、産学官NPOの有識者を集める一大プロジェクトでし…

【経営】SXが日本の人的資本経営のトリガーになる

SXと言う言葉は、まだまだ一般には馴染みが薄いかもしれません。Sustainability Transformation の略になります。このSXが日本企業のこれからの人的資本経営のトリガーになる可能性が高いです。今日はSXと人的資本資本経営の関係性について考えてみます。 サ…

【人材育成】チェンソーマンに学ぶ、世代間ギャップ

私は漫画やアニメが好きです。この秋はSPY×FAMILY、チェンソーマン、彗星の魔女、BLEACH、弱虫ペダルなど面白いアニメが目白押しで嬉しい悲鳴を上げています。個人的に衝撃を受けたのがチェンソーマンです。大ヒットする漫画やアニメは時代の空気感を表しま…

【人材育成】不確実な時代に求められるのは、決断ができる人

前回の記事では、日本の大企業でイノベーションが起こりにくい、最大の理由とし「失敗を許容しない文化」が関係していると述べました。今日はそんな風土を変えていくためには、どんな人材が求められ、どんな施策を打っていくべきかを考えます。 不確実な時代…

【人材育成】育成上手は深掘りと揺さぶりの質問を使いこなす

学校の授業経験が記憶にあるせいか、「育成」=「教える」というイメージを持っているビジネスパーソンも多いように見えます。経験や知識や情報を持っている者から、持たざる者へ伝わるという考え方です。でも、悲しいかな一方的な「教える」はそれほど育成…

【人材育成】リスキリング時代の、ビジネスパーソンの能力開発

私の生業は企業の人材育成を支援することです。イメージしやすいのは、管理職研修や新入社員研修でしょうか。人材育成の世界では、毎年、新しいキラーワードが誕生します。最近であれば、心理的安全性やジョブ型人事。それにリスキリングといった言葉です。…

【リーダーシップ】影響力の源泉

職場で影響力がある人っていますよね。でも、その影響力の源泉を観察してみると、だいぶ違いがあるものです。今日は影響力の源泉に関する考え方を解説します。 影響力の源泉 ポジションパワー、パーソナルパワー両方備えたら最強 影響力の源泉 フレンチ先生…

【人材育成】中途社員が組織に馴染むために必要な人事施策

先日、お客様の人事担当者と雑談していたら、中途社員が組織に馴染むために、人事はどんなことをしなくてはいけないかで盛り上がりました。今日はそんな話題について考えてみます。 オンボーディング 期待値を示す オンボーディング経験の見える化 職場ぐる…

【人材育成】アオアシに学ぶ人材育成

アオアシ(1) (ビッグコミックス) 作者:小林有吾 小学館 Amazon サッカー好き、マンガ好きの私が気に入っているマンガに「アオアシ」があります。「アオアシ」の舞台はJリーグのユースです。地方から上京した主人公のアシトの成長を描いた物語です。今日は…

【人材育成】人的資本開示が難しい理由

私の仕事である企業の人材育成の分野で、現在最もホットなテーマが人的資本開示です。すでに、企業価値の8割〜9割は無形資産で測られています。無形資産の中において、人が占める割合が大きい為この分野に注目が集まっています。でも、何事も簡単には進まな…

【人材育成】若手社員育成に必要な3つの支援

新入社員をはじめとして、若手社員の育成は研修を実施するだけでは解決しません。職場ぐるみでの育成が求められます。今日は職場ぐるみの支援の中身について考えてみます。 人の成長には他者の存在が必要 どんな支援が必要か 精神支援は同期や友人から 業務…

【人材育成】OJT制度とメンター制度の違い

部下育成の本質は、今も昔も変わりませんが進め方は時代によって変化してきています。従来であれば育成の代表的な仕組みはOJTですが、昨今はOJTとは別にメンター制度も取り入れている企業もあります。今日はOJTとメンターの違いについて考えてみます。 メン…