クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

人材育成

【マネジメント】敬意は細部に宿る

画像の絵は、漫画ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 「黄金の風」に登場するパンナコッタ・フーゴの台詞です。主人公のジョルノ・ジョバーナ命懸けの行動に対しての発言でした。こんなストレートな賛辞を言われたら痺れます。漫画のようには無理ですが、管理職が…

【マネジメント】ベテラン管理職が故に陥る罠

マイ・インターン(字幕版) ロバート・デ・ニーロ Amazon ベテラン管理職とは自分自身のことですが、自戒の念を込めてベテラン管理職が陥りやすい罠について考えて見たいと思います。 ベテラン管理職が故に陥る罠 問題を既存パターンと同じと認識してしまう …

【人材育成】圧倒的に人手不足な時代

どこの企業に伺っても共通の課題として上がるのは人手不足。最近は人的資本という言葉が、人事の間ではバスワードになっていますが、そもそもの人が足りない、これからさらに減少していくのが日本社会です。今日は企業の人手不足について考えてみたいと思い…

【ビジネススキル】ネガティブな感情から抜け出し方

働くビジネスパーソンが上手く付き合わなくてはいけないのがストレス。大なり小なりストレスを抱えながら、仕事を続けていかなくてはなりません。今日はストレスの対処法について考えます。 自分の気持ちを俯瞰する ネガティブな感情から脱出する 4人の支援…

【マネジメント】関係の質を高めるには、認識の眼鏡を替える

チームで結果を出すためには、結果を追い求めるのではなく、チーム内の関係の質から見直すことが有効であることを以前お伝えしました。でも、始めから関係の質が良けれは苦労はしないですよね。今日は関係性の質を高め方について考えてみます。 認識の眼鏡を…

【キャリア】役職定年がなくなった

以前キャリアの節目について書きました。私自身もキャリアの節目を意識して昨年から準備を進めていました。今日はそんなお話です。 役職定年 50代は新たに登る山を探す 50代はやりたい事にシフトする 役職定年がなくなる 役職定年 私の年齢は50歳になりまし…

【人材育成】イノベーションは一人の妄想から

久しぶりにコンサルタント仲間と集まって飲んでいました。酒の肴は、新規事業開発について。そんな話題で盛り上がるのが、ちょっと変わっているよなと思いつつ、今日はその時のお話です。 コンサルタントはイノベーションを起こせない イノベーションは一人…

【ビジネススキル】オープンなコミュニケーションと密なコミュニケーション

私が勤める会社はだいぶリモートワークが進んできました。私自身も出社するのは週2日程度になりました。便利な面も沢山ありますが、マネジメントする立場からすると困った問題も出てきました。今日は職場のコミュニケーションのお話です。 イノベーション求…

【人材育成】人生は割と自分が思った通りには進める

2週間に渡る新入社員研修への登壇が終わりました。有難いことに多くの企業に招かれて、300人近い新社会人とご一緒させて頂きました。みんな私が若い頃と比べて遥かに真面目で優秀な方々ばかりでした。日本経済や日本企業には閉塞感が漂っていますが、彼ら彼…

【人材育成】熟達の10年ルールと学びの主導権

どんな職業でも熟達化するのに時間がかかりす。若手ビジネスパーソンからすれば、ならべく無駄な時間を過ごさず、最短距離を走り抜けたいところです。しかし、なかなかそんなに重い通りの成長曲線を描ける人は少数派でしょう。今日はビジネスパーソンの熟達…

【人材育成】新入社員研修で私が伝えていること

今年は全国の企業の入社式がニュースで取り上げられていましたね。国立競技場を借りきっての入社式や、ジップラインしている入社式もありました。入社式の模様を観るとその企業の社風も透けて見えるので面白いなと思いました。私たちの仕事である新入社員研…

【人材育成】Chat GPTに聞いてみた、新入社員が会社に慣れるために意識すべきこと

新入社員研修の季節がやってきました。私もこの4月は何度か新入社員研修を担当する予定です。今年はどんな新入社員との出会いがあるのか楽しみです。入社式のニュースを見ていると、Chat GPTを使って新入社員向けの社長スピーチを作った企業もあったそうで…

【キャリア】キャリアの節目の乗り越え方

春は人事異動や組織改変によって変化を迎えるビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。望んでいた変化であれば嬉しいですが、予期せぬ転勤、戸惑いしかない配置転換であれば心中複雑です。このようなキャリアの節目をいかに乗り越えていくかを考えてみ…

【ビジネススキル】ポジショナルプレーと仕事の進め方

横浜F・マリノスを応援しています。ただ、football全体も好きで、特に戦術論も大好物です。そんな戦術の中でポジショナルプレーという考え方があります。私はfootballの専門家ではないのでビシッと定義できないですが、「攻守に相手チームをフルボッコにする…

【人材育成】ワークエンゲージメントとリスキリング教育

リスキリング教育を計画する大企業が増えています。リスキリング=ITスキルをイメージしていただいて構いません。政府もリスキリング教育に5年間で1兆円を注ぎ込みます。素晴らしいことではありますが、上手くいくかは微妙な気がします。国や企業側の思いと…

【人材育成】仕事の引き継ぎと補助輪の外し方

3月は人によっては異動の内示が出ている時期かと思います。新しい仕事と生活に対して不安と期待が入り混じります。仕事では前任者からの引き継ぎがついてまわります。今日は引き継ぎとビジネスパーソンの成長について考えてみます。 マニュアルが当面の頼り …

【マネジメント】既存事業と新規事業はマネジメントが異なる

私は現在、社内で稀有なポジションにいます。この三年間ぐらい既存事業と新規事業の両方を担当しています。そもそも1人で2つの領域を担当すること自体に問題も感じていますが、個人的には学びの多い経験をさせて貰っています。今日は既存事業と新規事業のマ…

【人材育成】どこまでフィードバックするかは悩みます

我が社の関連会社のお客様向けセミナーで30分間の講演依頼を頂きました。しかし、前日になって急遽、時間が半分に変更に。もはや講演というよりは挨拶の様相です。すでにお客様には案内を出している都合上、挨拶というわけにもいかず、主催者から泣きつかれ…

【人材育成】SX人材は良き生活者

私の生業は企業の人材育成を支援することです。イメージしやすいのは、管理職研修や新入社員研修の企画運営です。そんな私が近年、力を入れているのがSX人材の育成です。今日はSX人材の育成について考えてみます。 SX人材とは SX人材は良き生活者 心震える経…

【マネジメント】スーパースターを受け入れるべきか?

先日、ハーバード大学のアニータ教授の講演を聞く機会がありました。プロスポーツ選手のマーケティングを研究している先生です。最強のF1チームやバスケットボールのスーパースター、レブロン・ジェームズ選手、エンターテインメントのスーパースター、ビヨ…

【人材育成】ブルーロックに学ぶ学習棄却

ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:金城宗幸,ノ村優介 講談社 Amazon ブルーロックというマンガをご存知でしょうか。全国から集められた高校生が、最強ストライカーへの成長を目指して競い合う物語です。サッカー✖︎デスゲームという変わ…

【人材育成】コロナ禍入社の新人育成法

私の生業は企業の人材育成を支援することです。イメージしやすいのは管理職研修や新入社員研修の企画・運営です。コロナ禍になってから、各社でリモートワークが当たり前になりました。そんなリモートワークで最も苦労しているのが新入社員です。今日はコロ…

【人材育成】リバースメンタリングから職場風土を変える

日本の大企業の1丁目1番地はイノベーションです。人材戦略でもイノベーションを起こすための組織風土づくりに関心が高まっています。人事制度をメンバーシップ型からジョブ型人事制度に変更する、リモートワーク等や副業解禁など働き方の選択肢を増やす、…

【人材育成】社員の当事者意識を醸成する方法

「自ら問題意識を持って主体的に仕事に取り組むような人材を育成して欲しい」というご相談を頂くことが増えてきました。そんな研修があれば、我が社ももっと繁盛するのかもしれませんが、残念ながらそんなものはありません。今日は働く人の当事者意識の醸成…

【人材育成】中高年はEasy リスキリング

リスキリングに関する世の中の記事は、どちらかというと危機感を煽るような内容が多いです。技術革新やビジネスモデルの変化に対応するためにリスキリングしないと仕事を失ってしまうかもしれないそんな論調です。実際、海外ではそのような事象が発生してい…

【人材育成】リスキリングする人は、年収が7%UPする

年末に仕事関係の資料を整理していました。「これ面白そう」と思ってチェックはしたが、ちゃんと目を通していなかった資料があるわあるわ。今日はそんな情報から、人材育成に関するトレンドについて書いてみたいと思います。 リスキリングとは 2022年経済白…

【人材育成】リスキリングを阻む3つの壁

少し前の話になりますが、10月3日に開催された国家での所信表明演説で「企業人のリスキリング支援に5年間で一兆円を通じる」ことを表明しました。人材育成の業界は、リスキリング祭でザワザワしています。今日はリスキリングについて考えてみたいと思います…

【人材育成】新規事業開発で重宝する人材

今年は通常のマネジメントとは別に、新規事業開発を兼務していました。まだまだSEED期の域は越えてはいませんが、とりあえず最低限の役割を果たせて安堵しています。今日は新規事業開発に携わってみて、改めて感じた、求められる人材について考えてみたいと…

【経営】満員御礼

昨日、日本経済新聞社主催で「サステナビリティ経営の未来」と題したイベントを開催しました。今年の3月から準備してきたことが、やっと形になりました。実現までに、企画を立て、調査報告の内容を書き上げ、産学官NPOの有識者を集める一大プロジェクトでし…

【経営】SXが日本の人的資本経営のトリガーになる

SXと言う言葉は、まだまだ一般には馴染みが薄いかもしれません。Sustainability Transformation の略になります。このSXが日本企業のこれからの人的資本経営のトリガーになる可能性が高いです。今日はSXと人的資本資本経営の関係性について考えてみます。 サ…