クマ坊の日記

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【人材育成】 新入社員研修の季節が終わりました

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私の担当分の新入社員研修が終了しました。今年も多くの新入社員の皆さんとの出会いがありました。ここ数年感じるのは、新入社員の多様化が進んでいる印象です。もの凄くしっかりしている方もいれば、考え方が幼い人の高低差が大きいような印象です。今日は新入社員の育成について考えます。

転職が当たり前

研修の中で受講者同士で自己紹介する時間を設けます。その中で研修への期待についても語ってもらいます。すると多くの新入社員が「この会社を辞めても、やっていけるような仕事の基本を習得したい」と発言します。その様子を見ながら、令和を感じてしまいます💦 例え将来の転職を考えていても、公にはしなかったのがこれまでのビジネスパーソンでした。彼ら彼女らにとっては、転職は当たり前の時代なのだと改めて感じます。

 

キャリアや成長に敏感

新入社員研修ですから、ビジネスマナーも教えます。従来であれば、職場の人間関係を築く第一歩として説明していました。しかし、今どきはその説明だけでは新入社員のハートにタッチは出来ません。他者と関係性を築くことが、自分のキャリアを開発する上で重要であることや、成長にどのような影響を与えるかを丁寧に説明します。キャリア開発や成長というキーワードには敏感に反応します。もちろんそのような説明しなくても、彼ら彼女らは、真面目に研修に取り組みます。賢いですし、わざわざ自分から波風を立てることも望みませんから。でも、様子を観察していると取り組み姿勢がだいぶ変わるように見えます。

 

指導する側が粘り強く対応する

新入社員を受け入れる側の、上司先輩からすると大変です。自分達とは異なる感覚を持つ新人を指導しなくてはいけないのですから。でも、こればかりは仕方ありません。期待せず、諦めもせず、粘り強く指導していく他ありません。そもそも育成は個々によって異なるのが原則です。受け取り方も、成長の速度も異なるわけですから。忍耐強く丁寧に指導する他ないですね。