以前ご紹介していた部下の審査の日が来ました。本人もドキドキだったと思いますが、私もドキドキ。今日はその時のお話です。
励ましの言葉選びに悩む
前日、部下にメッセージを送りました。いざメッセージを送ろうと思うと悩みます。部下の性格を考えたら、どんなワードが刺さるのだろう。。。何度も何度も推敲しました。正解はないのですが、30字ぐらいなシンプルなものにしました。国語力って大切だなと痛感。
厳しく審査
私は送り側でもあり、今回の審査員でもありました。忖度はしないし、むしろ基準は他の参加者よりも厳しくしました。直属の部下だから甘くつければ、周囲はすぐに分かります。甘く採点して合格しても、部下の今後のキャリアにはマイナスになるだけです。私以外の審査員が疑問の余地なく合格するレベルでなければ意味がありません。
審査は実際に受講者役を入れての、実技審査になります。今回は受講者役がだいぶ自由気ままに演じる人が多かったので、難易度は相当高かったです。正直、受講者役には何故そんな難しいシチュエーションを作りだすのだ?と内心憤慨していました💦 しかし、その心配も杞憂に終わりました。
トレーニングで指摘したことを改善し、さらにその上のレベルまで到達していました。その姿を見て、思わず目頭が熱くなりました。他の審査員もその成長ぶりに何よりも驚いていました。
部下が号泣
審査終わった後に、廊下で部下にあったら号泣していました。審査の出来に本人的には満足いかなかったようです。私としては合格点以上の素晴らしい出来だったのですが。全員の審査が終わるまでは、結果発表することは出来ません。そのため、その時は「よく頑張った」の一言しか伝えられませんでした。今日は合格発表なので、たくさん褒めて上げたいと思います。
しかし、大人になって仕事で純粋に泣けると言うのは彼女にとって良い経験だったと思います。彼女がどのようなキャリアを選択するか分かりませんが、確実に彼女の成長に繋がったと感じます。人が成長する姿を見れることが、マネジメントの醍醐味の一つでもあると感じました。おめでとう!