クマ坊の日記

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【人材育成】若手社員育成に必要な3つの支援

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新入社員をはじめとして、若手社員の育成は研修を実施するだけでは解決しません。職場ぐるみでの育成が求められます。今日は職場ぐるみの支援の中身について考えてみます。

人の成長には他者の存在が必要

このブログでも繰り返し主張していますが、人の成長には他者の存在が不可欠です。独力で成長できる範囲には限界があります。他者と繋がることでより高く成長することができます。

どんな支援が必要か

では繋がればいいかと言うと、そんな単純な話でもありません。指導熱心な上司や先輩が空回りしているケースも多々あります。逆にあまり介入すると、パワハラやセクハラと思われたら怖いなと考える上司や先輩もいます。昭和や平成の時代は、職場で容易に他者と繋がることができましたが、令和は関係性の構築も難義する時代でもあるのです。話を元に戻しましょう。肝心の支援の内容ですが、大きく3つの支援が必要と考えられています。

  1. 精神支援
  2. 業務支援
  3. 内省支援

精神支援は同期や友人から

若手社員は大小様々な失敗体験をします。そんな時に、自分の失敗談を話し合える存在がいるかいないかはとても大切です。「私、この前○○でやらかしてしまった😢」「私も同じようなことあった😢」 皆さんも若い頃に同期や歳の近い先輩、後輩と愚痴こぼしあっていませんでした?私は残業した帰りに、同期とよく傷の舐め合いをしていました。当時は精神支援なんて考えていませんでしたが、仕事の息抜きとか気分転換には必要なことです。会社の同期でなくとも、学生時代からの友人や家族の存在は大きいです。

業務支援は上司や先輩

業務を身につけるのは、OJTが中心になります。これは上司や先輩が主体となります。指導の仕方や、マニュアルを含めた指導ツールの整備も必要です。また、場当たり型の指導にならないように、指導機会も仕組み化することも大切です。業務支援の主体は上司や先輩ですが、組織としてどれだけサポート出来るかがポイントとなります。

内省支援は可愛がられ力

内省支援は経験から気づきを得られるような機会を作ったり、フィードバックすることです。上司や先輩だけじゃなく、同期との何気ない会話から教訓を得ることもあります。職場ぐるみで行うことが期待されます。たな、全員、若手の育成に時間を割けるわけではありません。職場のメンバーから、積極的にフィードバックをもらいにいくことが若手社員には期待されます。そのためには、周囲から可愛がられる力も必要です。別に周囲に媚を売れという話ではなく、目の前の仕事に全力で取り組むことです。リモートワークが進んだ現在でも、一生懸命頑張っている人に対しては、自然と応援する人が続くものです。