クマ坊の日記

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【リーダーシップ】影響力の源泉

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職場で影響力がある人っていますよね。でも、その影響力の源泉を観察してみると、だいぶ違いがあるものです。今日は影響力の源泉に関する考え方を解説します。

影響力の源泉

フレンチ先生とレイベン先生が1959年に社会的勢力という論文で影響力について論じています。

  1. 罪による影響力
  2. 報酬による影響力
  3. 正当性による影響力
  4. 同一化による影響力
  5. 専門性による影響力

それぞれ簡単に説明していきます。罪による影響力は、恐怖によって相手にこちらが意図した行動を取らせることです。私は中学生の頃、部活でサッカーをしていました。顧問の先生は強豪校から転勤でやってきた人でした。とにかく鬼のような練習でした。先生の思い描いた練習ができないと、罰走でグランド10週追加で走らされました。今、思うととんでもない指導ですが、罰走が嫌で必死で言われた通りの練習をこなしていました。職場であれば、不利な人事評価辞や人事異動を恐れて、上司の指示通りに仕事するといった所です。報酬は言葉の通りですね。報酬に釣られて、嫌な仕事でも担当するに該当します。正当性は、影響力を行使することが正当であると、認められることで、影響力を発揮するパターンです。上司は指示な命令をらする権限があるから、上司には従わなければからないと考えることです。同一化は、憧れや尊敬に基づく影響力です。職場で尊敬できる上司や先輩に憧れて、仕事のやり方や考え方を真似てみる事です。好きな芸能人に憧れて、髪型やファッションを真似るのも、同一化の一種です。最後に専門性による影響力です。同じ内容を話しても、医師から説明されたら指示に従うような場合です。職場でもそんか専門性や技術に長けた人いますせんか?職場には上司がいるんだけど、上司も専門性の高いメンバーから説明されると、そのメンバーのアドバイスに従ってしまうような人です。

 

ポジションパワー、パーソナルパワー両方備えたら最強

もう賢明な読者はお気づきですね。罰、報酬、正当性は職場ではポジションや権限にくっついてくるものです。同一化と専門性は人にくっついてきます。単純にパーソナルパワーを伸ばせと言う話しではありませんが、同一化や専門性を備えた上で、ポジションパワーも使えると最強だなと思います。