クマ坊の日記

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【リーダーシップ】リーダーの意思決定

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コロナの感染爆発は収まる気配ないですね。緊急事態なので各所でリーダーの在り方に厳しい目が注がれています。今日はリーダーの意思決定について考えてみたいと思います。

 

リーダーとリーダーシップは違う

専門的な話をすると、まずリーダーとリーダーシップは違います。かなり乱暴に説明すると、リーダーは役割であり、リーダーシップは影響力です。だから、リーダーシップは誰もが発揮できるとされ、トレーニングによって開発できると考えられています。実際、職場を見ても管理職ではないけど、現場を実質的に引っ張り、リーダーシップを発揮している人はいますよね。

 

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リーダーしか出来ない事がある

誰もがリーダーシップを発揮して、他者に影響力を行使することが可能です。しかし、どの組織であれリーダーしかできない事があります。それが意思決定です。総理大臣には総理大臣にしかできない意思決定が、知事、社長・・・。現場がいくら影響力を発揮したとしても、意思決定の権限はポストにくっついていますから。今、コロナ禍の中、リーダーに求められているのが意思決定なのだと私は考えます。

 

リーダーの意思決定

意思決定の原理原則は、出来るだけ多くの選択肢を準備した上で、重要度や確率の高いものを選択する事です。でも、ポジションが上がる程、少ない情報の中で判断に迷う決断を求められる機会が求められます。単純に白黒つけられないから迷うし、あっちを立てれば別の所に角が立つこともありますし、良かれと思って決断したことが別の問題を引き起こすなんてこともあります。

でも、それっていい訳ですよ。ポジションが上位の人は、周囲からそんな難しい意思決定を任せられているわけですから、意思決定をしない事は責任放棄していると同義です。

 

私は私の社内のポジションでしかできない意思決定は速やかにするようにしています。その際、意識しているのは「自分の意思決定が最悪の事態を招くことを想定する」「明らかな悪手は避ける」「自分より優秀な人達と常日頃からコミュニケーションを取っておく」

 最悪を想定できれば、決心も固まります。明らかな悪手さえ避けれれば致命傷は負いません。普段から優秀なメンバーと対話をしていれば、悪手を選ぶ確率も低くなります。危機の時程、それまでの仕事の進め方や周囲との関係性が露わになるのだと思います。