私の生業は企業の人材育成を支援する仕事です。ここ最近、リーダーシップに関する記事を掲載しています。コロナの時代は、前列に捉われない行動や意思決定が職場では求められるからです。そんな時に問われるのがリーダーシップだからです。では、リーダーシップは育成出来るのでしょうか？今日は育成について考えてみたいと思います。
リーダーシップは養える？
リーダーシップは養えると聞いて、ウソ〜と言う声も聞こえてきそうです💦 ここで、私が言うリーダーシップとは、「俺が！俺が！俺についてこい！」的なマッチョなリーダーシップではありません。自分が自分らしく他者に影響を与える力を指します。このコロナ禍の状況を振り返ってみてください。マスコミで取り上げられるのは、一国のリーダーや県知事ですが、市中では生き残りをかけて、多くの人々が影響力を発揮しています。職場で私が貢献できることは何だろう？お客様に貢献できることは何だろう？家族のために出来ることは何だろう？それぞれが、自分の立ち位置でリーダーシップを実は発揮しています。昔のように政治家や経営者などごく一部の人間がリーダーシップを発揮していればいい時代は過去の話です。複雑で環境変化が激しい時代を乗り越えていくには、多くの人々がちょとずつ自分の得意技を発揮することです。少年ジャンプで連載されている「ワンピース」と言う漫画をご存知でしょうか？主人公であるルフィは強いですが、1人では何もできません。自分が得意でないことは得意な仲間に任せます。多くの人間を頼って助けられて冒険を続けていきます。最近、連載が惜しくも終わってしまった、「鬼滅の刃」も同じですよね。それぞれ漫画として面白いですが、周囲を巻き込んでいく姿に読者は共感するのだと思います。そんな時代の空気感を捉えていたから、あれだけヒットしたようにも見えます。
話が大きく脱線しました。要するに、リーダーシップのあるべき姿に近づくなんてことはできますんが、自分なりの自分らしくリーダーシップを発揮することはできると言うことです。
理論より実践
ではどうやったら、自分らしいリーダーシップを発揮することができるのでしょうか？答えはただ一つ、実践してみる事です。しのごの言わずにやってみる事です。他のビジネススキルの習得でも同じですが、パワフルなのは理論よりも実践です。一つポイントがあるとすれば、自分自身をよく理解することです。セルフ・アゥエアネスに関する情報を持っていると助けになるでしょう。
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経験を通して成長する
ただし経験すれば誰でもリーダーシップを習得でなかるわけではありません。経験と振り返りは必ずセットです。リーダーシップを発揮したけど、何が上手くいって何が改善すべきかを振り返ることが必要です。そして、振り返る際に有効なのが他者からのフィードバックです。自分の事は自分では分からないものです。ただこの他者からのフィードバックは辛い作業です。そもそもリーダーシップを発揮すると言うことは、普段とは違うことに取り組まなくてはいけないからリーダーシップを発揮しているはずです。周囲との多少の摩擦は起こっているはずです。そんな後に、フィードバックを貰うのは気が重たいです。だから、普段から率直なフィードバックを貰える関係性づくりが重要となります。ローマは1日にして成らずと同じで、リーダーシップも1日ではならずです。
