私は昔からマンガが大好きです。現在、毎回欠かさず読んでるのは「キングダム」「ジャイアントキリング」「グラゼニ」そして、「ワンピース」。ワンピースに関してはコミックス全巻持ってます💦 今日は漫画を題材にしながら、リーダーシップについて考えて見たいと思います。
少年ジャンプから全てを学んだ
振り返れば小学五年生から少年ジャンプを読んでいました。毎週、購読している友人から借りていました。私は45歳ですが、少年ジャンプ全盛時代を共に歩んできました。「キャプテン翼」「キン肉マン」「北斗の拳」「聖闘士星矢」「ジョジョの奇妙な冒険」「魁 男塾」「スラムダンク」そして「ドラゴンボール」
努力・友情・勝利という王道パターンにハマり、毎回ワクワクしながら次の展開を友人と予想したものです。30代、40代の男性の多くは影響を受けたのではないかと思います。
ドラゴンボールとワンピースとリーダーシップ
DRAGON BALL 完全版 22 (ジャンプコミックス)
- 作者: 鳥山明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/10/03
- メディア: コミック
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学生時代のお気に入り漫画の1つが、「ドラゴンボール」主人公の孫悟空が強敵を一人で打ち破っていきます。仲間も協力してくれますが、ストーリーの主題は孫悟空VSピッコロ大魔王であり、相手がベジータやフリーザーに代わるだけです。つまり、強い孫悟空が最終的に解決してくれます。ちょっと強引かもしれませんが、孫悟空の強いリーダーシップに私は憧れを感じていました。
一方、現在の少年ジャンプの大看板である「ワンピース」はちょっとテーストが違います。主人公であるルフィは強いですが、1人で事件は解決できません。同じ海賊団の仲間のみならず、多くの人々を巻き込んで、多くの人々の助けを得て難局を乗り越えていきます。ワンピースには、そんな人々を巻き込んでいくルフィのリーダーシップに共感してしまいます。
漫画は時代を映す鏡であると思います。昔、「ドラゴンボール」という偉大な漫画が生まれ、現在、「ワンピース」という漫画がこれだけの支持を得られているのは人々が求めるリーダー像が変わってきてるという背景もあるかもしれないと考えています。
ドラゴンボールからワンピース
実際のビジネスの現場でも、リーダーシップはドラゴンボールからワンピースへのトランジッションを余儀なくされます。1人の時は孫悟空のように、自分自身の成長が仕事と連動します。しかし、ポジションがあがり部下の数が増え、専門外の仕事も担当することになると孫悟空スタイルでは行き詰まります。自分が得意な事は自分がやるけど、自分が出来ない事は他人に任せたというルフィのようなスタイルへのトランジッションが求められます。
しかし、そのようにトランジッションできる人ばかりではありません。自分の仕事のスタイルを変えるのは想像以上に難しいです。また、スタイルを変換しようと思っても、現実の職場の人間関係は複雑模様。足の引っ張り合い、人の手柄を奪う輩もいるわけで💦一筋縄ではいきません。「思い」だけでは通用しないのがビジネスの世界です。だからこそ、若い時から「技術」を磨くことです。業界や職種に固有の専門技術は当然ですが、それ以上に身につけるべきはビジネススキルです。ロジカルシンキング、コミュニケーション、その二つの合わせ技である問題解決。「技術」をベースに「思い」がある人がリーダーシップを発揮できる時代のように私は考えます。