今年も多くの社会人が誕生します。まだ実感湧かないですよね。それとも新しい世界に飛び込むことに対してワクワクしていますか？反対に憂鬱な気分ですかね。私の生業は、企業の人材育成を支援する仕事です。専門家の視点から贈る言葉です。
全ての経験に無駄はない
社会人の皆さんは、仕事を始めると驚きと不安の連続なのではと思います。希望の会社に入れたはいいが、希望の部署や仕事ではなかった。希望が通ったと喜んでいたら、最悪な上司だった。そもそも希望の会社に入社出来なかったという新入社員もいるかもしれません💦でも大丈夫です。昔から、「人間万事塞翁が馬」なんて言葉があります。その時はついていないなと思う事象でも、振り返ってみるとその出来事がむしろプラスに働いたなんてことはよくあります。
私は俳優の大泉洋さんが大好きです。彼は二浪して地元の大学に入学します。凄い挫折を感じたそうです。しかし、そのまま腐っては何も始まらないと感じて一歩踏みだしたそうです。それが演劇であり、大学でTEAM NACSのメンバーに出会い、今のキャリアに繋がります。
人の成長は7割が仕事経験だと考えられています。だから、20代のうちは何でも経験してみる事をお薦めします。
他者の存在が、個人の成長には必要
人間の成長は、「自分1人で出来るレベル」と「他人に助けられたり、関わってもらう事で出来るレベル」の間にあります。これを最近接発達領域といいます。つまり、なんでも一人で頑張らない。周りにどんどん頼りましょう。コロナで在宅ワークの機会も多く、先輩や上司と絡む機会も少ないと思いますが、笑顔と挨拶と少しの勇気があればなんとかなります。
自分と未来はコントロールできる
会社や職場で、理不尽な出来事や環境に直面する時もあると思います。「思うようにいかないな」と思うことも多々あると思います。でも諦めないでください。運命には誰もが翻弄されますが、意外に人生は自分が決めた通りの人生は歩めるような気がします。過去と他人はコントロールできませんが、自分と未来はコントロール可能でしょうから。前向きに進む限り、あなたの選択は全て正解だと私は思います。
