クマ坊の日記

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【マネジメント】管理職は人を幸せにする仕事

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管理職になりたいと言う若手ビジネスパーソンはすっかり少数派になりました。自分の上司の忙しさ、大変さを見ているとそんな気持ちになるのも当然です。現在の管理職はプレイングマネジャーであることが多いです。仕事量は倍以上なのに給料はそんなに増えなかったりしますしね。今日は管理職への移行について考えてみたいと思います。

 

管理職は人を幸せにする仕事

大変な事の方が多い管理職ですが、それでもやり甲斐のある仕事だと思います。何故なら、管理職は人を幸せにすることができる仕事だからです。優秀な管理職の下で仕事するメンバーは間違いなく幸せです。逆に最悪の管理職の下での仕事は地獄です。管理職はそれぐらい影響力がある仕事だと言う事です。メンバーと良い仕事ができれば、お客様によりよい価値も提供できます。お客様も幸せにできますよね。

もちろん、誰もが初めから優れた管理職であることはありません。成長のプロセスを通して、間違いなく人としての格をたかめます。楽しい経験、苦しい経験の中で一生懸命に取り組むことで、メンバー時代とは比べものならないほどの高みへと自分を導いてくれます。

私自身もチームで成果を出す面白さや、メンバーの成長や成果にこれほど喜べるものだと、自分自身の変化に驚きました。特にグループからチームに変貌していくプロセスは毎回ワクワクします。まあ、もっとも管理職なりたての頃は毎日溺れそうで、必死な日々でしたが💦

 

自分を知る

前回の記事で、管理職の成長は「こうありたい」という思いや、管理職としての軸、言い換えればモットーを作っていくことが大切であるとお伝えしました。もう一つ重要なプロセスがあります。自分自身を知ることです。いくらありたい管理職像を描けても、自分自身がどのような強み、弱みを抱えているか理解しておかないと、成長の努力の仕方が分かりません。また、社会から会社からどんなことが期待されているかも整理しておかなければなりません。

またもう一つ大切なのは、他者にとって自分がどういう存在で、どのような状態であるかを表現できていることです。管理職自身は自然にしていても、周囲は上司の表情や声のトーンから様々な情報を読み取ります。例えば上司が浮かない顔してると、「機嫌悪そうだから、近寄らないようにしよう」とか、「何か仕事でトラブルが起こっているのでは?」とか。上司自身の浮かない表情に意図はなくとも、メンバーにはそうは見えないのです。

 

管理職はメンバーに影響を与える存在です。プラスの影響もマイナスの影響も与えることができます。せっかくそのような影響力があるのであれば、周囲の人が幸せになれるように力を行使したいと考えています。もちろん、簡単にマネジメントできる事ではありません。それでも、基本的なスタンスをどう取るかはとても重要な事です。

 

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