クマ坊の日記

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【人材育成】管理職の成長とマザーテレサ

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ビジネスパーソンが育成や成長と聞くと、その対象として想起するのは新入社員や若手社員ではないでしょうか?でも、私は管理職以上の方がより育成や成長は重要になると考えます。階層が上がるに連れて、正解や前例のない非定型な仕事が増えるわけですから。今日は管理職の成長について考えてみたいと思います。

 

こうありたいと願うことから成長は始まる

理想の管理職ってどんな人ですかね?私はこんなふうに考えます。「社会や組織のニーズを捉え、自分の強みや可能性を活かし、管理職としての言葉、行動、考え方を実践している人」

結局、こうあるべきという型はなくて、自分の特徴を活かして実行している人。管理職自身も現在進行形で成長しているように思います。そのような管理職になるための第一歩は、「こうありたい」と心から思うことです。マザーテレサはこんな言葉を残しています。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい。それは習慣になるから。習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

思うこと、イメージすることは改めてスタートなんだと感じます。今、できている、できてないは関係ありますん。自分がこうありたいか、ありたくないかの二択です。

 

何のために、誰のために働き、何を成し遂げたいのか?

ありたい姿を考える時に、真剣に向き合わなくてはいけないのは、「自分は何のために仕事をするのか?誰のために働くのか?何を成し遂げたいのか?」です。

社会にどのように貢献するのか?会社や周囲からの期待にどう応えるのか?誰かを幸せにするために自分の強みや持ち味、可能性をどう活かせるかを考えるからこそ、自分らしさが浮かびあがり、「こうありたい」と言う思いが強くなります。そうすると、どんな職場にしたいのか?メンバーの表情は?メンバーの間でどんな対話が生まれるのか?ひいてはお客様や地域や社会にどんな貢献ができるのか?そんなごとを考えていると、想像が膨らみワクワクしてきませんか?

 

言葉にしてみる

「こうありたい」のイメージが膨らんだら、具体的にするために言葉にしてください。前回の記事で、私の管理職としての軸を五つ披露しました。前述したマザーテレサの言葉にあるように、思考→言葉→行動→習慣していくことで、自分が変わり、周囲が変わり、成果も変わっていきます。言葉が苦手ならイラストでもいいです。思い出せるようにしておくことが大事です。「こうありたい」と願っても、そうならない、そうできないことも沢山あります。人間ですから💦 でも、そんな時に思い返すことができれば、次同じような状況に遭遇した時に、違った行動ができるかもしれません。上手くいかなかった後に、どう立て直すかが成長においては大切になります。