クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【人材育成】運命には翻弄されるけど、人は自分が決めたようにはわりと生きられる

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先週、担当させて頂いた新入社員研修で印象的な発言がいくつかありました。当たり前ですが新人と昭和のおじさんでは価値観はだいぶ異なります。今日は先週、私が遭遇した経験を交えながら、新入社員に伝えたメッセージについてご紹介したいと思います。

 

 

思い通りにならなかったら、会社辞めます

新入社員の発言で今どきだなと感じたのは、「ワークライフバランスを大切にしたい」です。それ自体の考え方には私も賛成です。でも、「ワークライフバランスが保てないならすぐ辞めます」「地方に転勤になったらすぐ辞めます」「希望の部署に配属されなかったら真剣に退職を検討します」とカラッと発言する新入社員には違和感も感じました。ジェネレーションギャップという奴ですかね。確かに人手不足の時代だからいくらでも転職できるのでしょうが。。。コロナ禍ですからね。よほど即戦力でなければ企業も二の足を踏むようにも思います。

 

実は第一希望じゃないし

もう一つ多かった意見は、「入社したこの会社は第一志望ではなかったので、近い将来転職したい」です。世の中的にはその会社も一部上場で、入社するのはかなりの難関だと思うのですが。。。やりたい仕事がこの会社では実現しないから転職するとか、給料上げたいとか、家庭の事情と労働環境が合わないとかの理由の転職動機は共感てきるのですか、第一希望じゃないからは、ちょっとびっくりしました。。。

 

最初に入社した会社が天職なのは宝くじに当たるようなもの

確かに、1番初めに入社した会社で天職と誇れる仕事に巡り会えるのは宝くじで一等を当てるような確率と同じかもしれません。ただ、宝くじと違うのは何が自分にとって一等かはそれぞれ異なるということ。そして、自分にとっての一等が何かは、また、その一等も時間と共に変わったりします。私自身は入社した時に、20年後に今の仕事が天職だと公言できるとは想像していませんでした。。。逆にやりたいと考えていた仕事や入社したかった会社がなくなっているという事は当たり前の時代になっています。コロナもまさか自分が生きている時代に、こんな疫病に遭遇するとは夢にも思いませんでしたしね。

 

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自分が決めたようには割と生きられる

前述したようにビジネスパーソンのキャリアは組織に所属したら、思いもよらない方向に流されっ放しです。運命に翻弄されるといった表現が適切かもしれません。ただその一方で、自分が決めた通りには紆余曲折を経ても実現するように感じます。もちろん、オリンピックで金メダル取る!とかは厳しいですが、ビジネスの世界はそこまでの能力は必要ありません。それに、多くのビジネスパーソンは就職したは途端に勉強したり、練習したりしなくなります。だから、毎日少しでもコツコツ努力すれば仕事の力量は上がります。その際に、社内だけでなく社外での自分の価値を意識すれば、より自分がやりたい仕事に近づくこともできるでしょう。とにかく、今を精一杯生きてみると言う事がとても大事だと思うのです。そうすれば、また違う道も開けてくるのではないでしょうか。

 

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