仕事で新サービスの開発を計画しています。コロナで既存事業で悲鳴を上げている所なんですが💦 ただこのアイデアは以前から温めていたものなので、やり甲斐を感じています。ただ苦労は多いわけで、今日はそのお話です。
こっそりやる
新サービスの開発なので、当然、経営に対して説明をしなくてはいけません。でも、報告は必要最低限に留めています。新商品とか新サービスとかが上手くいかない理由の多くは、社内承認を取る過程にあります。検討、承認するためには情報がいると言う訳で、沢山の謎資料づくりを命じられます。「3年後の収益予想は?」とか、「既存商品との整合性は?」「競合他社の分析は?」既存商品やサービスの改善であれば、このような検討も意味がありますが、世の中にない新商品や新サービスを作る時は、意味を感じません。新しいんだから、分からないですしね。3年後の収益が分かるなら苦労しませんよね💦 まあ、こっそりやると言っても限度があるので、直属の上長にはマメに報告するようにしています。また、オフィシャル用に事業計画書なるものも作成します。根拠のない数字ですが。
少人数でスタートする
今回は私を含めて3人で開発をスタートさせます。最初は少ない人数で始めた方がコミュニケーションも取りやすいですから。ただ、最初のコンセプトを作ったら、3人以外のメンバーを巻き込んでいきます。雪だるまがコロコロ大きくなっていくように。賛同者を増やしていきます。雪だるまコロコロから、今回のプロジェクト名が決まりました。
マーケティング調査なんてしない
まだ見ぬサービスなので、ニーズ調査はしません。早くプロトタイプを作って、お客様に見てもらって内容を改善していきますが。
以前のブログでも紹介しましたが、商品開発には3つのルートがあります。「こんな事で困っている!」のニーズからスタートするもの。「こんなことできたら面白くない?」とアイデアからスタートするもの。「この技術でこんなことできるんですが?」とシーズからスタートするもの。今回はニーズからスタートさせます。お客様が困っている事は明確なのでら、後は素晴らしいアイデアとそれを実現するシーズを検討していくことになります。だから、早くアイデアを具現化してお客様から評価を貰ったほうが早いでしょう。また、我が社は伝統的にプロモーションが下手くそなので、開発しながらお客様と営業を啓蒙していこうという考えがあります。
薔薇な道でも、ワクワクする仕事は面白いですね。