クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【ビジネススキル】顧客の声を聞こう、現場を観察しよう

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若手メンバーから商品開発やサービス開発に関する相談機会が増えています。相談内容は、「これまで営業の声に従って商品開発をしていたけど、アウトプットも本人の心情的にももやもやしている。年下なので、営業からサンドバッグのように、言いたい放題言われがち。。。」今日は商品開発についてのお話です。

営業の声より、顧客の声

今回、初めて一緒に働くメンバーからの相談でした。側から見ていたのとは、違った心情や考えに触れるこてが出来て、上司の立場としては素直に嬉しかったです。少しは頼りにして頂けているようで。まずお伝えしたのは、「大事なのは営業の声より、顧客の声」です。営業は顧客の代弁者ではあるけど、残念ながら我が社の営業で顧客の立場で考える事が出来ているのは10指に満たないのが実情です。表層的で平均的な意見を集約しても良い商品やサービスは生まれて来ないのではないか?それよりたった1人のロイヤル顧客、我が者のサービスを継続して利用頂いている声を聴くことの方が大切です。そんな顧客10人から話が聞ければ、商品開発のヒントの3つや4つは見つかっくるものです。架空のペルソナ作ってもロクなアイデアは出てきません。

「に・が」分析

私たちが提供しているのは、企業の人材育成支援です。ここには顧客が2種類存在します。我々に仕事を発注する人事担当者と、人事の依頼で実施する教育の対象者です。ここにギャップが必ず生まれます。人事担当者が対象者に学んで欲しい内容と、受講者が学ぶたい内容は違うという事です。最終的な評価は、受講者の感想になります。営業は、人事担当者の声は聞けてますが、受講者のことまで考えれてないケースが多いです。受講者な反応を現場で観察することも大切です。

ニーズにアイデアとシーズを掛け合わせる

顧客の声まで拾えれば、商品開発のプロセスの半分は終わったようなものです。しかし、残りの半分埋めるのが実務者として苦しむ所です。残りの半分に必要なものは、アイデアとシーズになります。アイデアは商品・サービスの中核になります。顧客のお役立ちする内容で、かつオリジナルがある商品・サービスがもっとも理想な姿です。そして、アイデアを担保するものとして、シーズが存在します。アイデアを実現する素材や技術です。そして、これらを組み立てる際に、いかに外のリソースを取り込むかも重要になります。

商品・サービスを開発していくのが、私の部門に期待されているミッションですが、個人的には、メンバーがどんな成長歩むのか、そちらの方への関心の方が強かったりします。