クマ坊の日記

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【マネジメント】小さな出来事に注意を払う

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私の職場には様々な職種のメンバーが所属しています。コンサルタント、開発スタッフ、管理スタッフ。性別も年齢も雇用形態もバラバラです。マネジメントの秘訣は、個々の役割や特性に合わせてマネジメントすることです。その一方で、共通して心掛けていることもあります。今日はその共通部分についてお話しします。

小さな出来事に注意を払う

結論から申し上げると。「小さな出来事に注意を払う」ことです。職場には大小様々な仕事が存在します。客観的に見れば、経営や事業方針に大きな影響を与えるような仕事については、どの管理職も注意を払います。自分の職場の成果、自分の評価にも関わるので当然です。しかし、管理職の立場から見ると、サイズ間の小さい仕事に関しては反応や対応の仕方にバラツキがあるように見えます。管理職の立場からすると、些細な事象に映るので、自分では詳しいことは分からないので、メンバーの良きように進めて欲しいという事になります。些細な仕事に全部関わっていたらカラダがいくつあっても足りないですから。

メンバーからは違った景色が見える

管理職にとっては些細な仕事に見えても、当事者のメンバーからすると違った景色が見えます。当事者にとっては些細な仕事ではなく、ど真ん中の仕事になります。同じ仕事を見ていても、管理職とメンバーでは認知の仕方に大きな溝が存在するわけです。認知の仕方の溝だけであれば大した話ではありませんが、この認知の仕方は感情と結びつきやすいです。「上司は全くこの仕事に対する関心がなさすぎる!上司としていかがなものか?」など、不平不満の温床になります。そしてその温床はやがて、仕事に対する意欲にも関わってきます。自分が担当する仕事を軽んじられたら、意欲を持ってその仕事に臨むのは難しいです。やって当たり前、出来て当たり前と思われいたら嫌ですよね。

パートナーがいる方は、よく分かると思います。料理作ったり、掃除したり、ゴミ出ししたり、全て生活する上では必要不可欠な行為ですが、お互いパートナーからこれらの行為に感謝や敬意を感じられないと不満が高まります。

小さな日常の出来事に注意を払い、メンバーが業務を進捗出来るように支援しているかどうかはとても重要なことです。これは管理職自身を守ることにも繋がります。メンバーの不平不満が高まると余計な仕事が増えることにも繋がります。また、感情や状況がこじれるとその解決にかかる時間と労力もさらに増大します。