画像の絵は、漫画ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 「黄金の風」に登場するパンナコッタ・フーゴの台詞です。主人公のジョルノ・ジョバーナ命懸けの行動に対しての発言でした。こんなストレートな賛辞を言われたら痺れます。漫画のようには無理ですが、管理職がメンバーに敬意を払うことは大切です。今日はマネジメントにおけるメンバーへの敬意の払い方について考えています。
管理職はただの役割
管理職になると自分が偉くなったように勘違いする人がいます。決定権や人事評価権を握るからそのように勘違いするのでしょうが。。。でも、ただの役割に過ぎません。職場で成果を出すために、意思決定やメンバーに指示を出す役割なだけです。こういうことをメンバーの前で話す管理職も増えてきました。でも、メンバーは本心からそのように考えている人と、口だけの上司の人はすぐ見抜いています。
敬意は細部に宿る
管理職のメンバーへの敬意は、ほんの些細なな行動や言葉遣いにあらわれます。例えば、我が社では、メンバーからちょっとした相談や報告を受けるとき、管理職は座っていても立ち上がって、メンバーからの話を聴くことが当たり前です。別にそうしろと決まっているわけではなく、昔からの我が社の文化です。転職してきたメンバーは、最初驚くみたいです。また、呼び名もすべて「さん」づけです。役職名は呼びません。我が社の数少ない、誇れる文化です。
指示の出し方
指示の出し方に関しても、些細な仕事でも「仕事の背景を伝える」管理職がほとんどです。コピー一つ指示する時も、「〇〇の会議で必要だから、コピー10部お願いします」とか。仕事の背景を伝えるだけでも、指示を受けた方の印象はだいぶ変わるようにも思います。
結局、能力とかスキル以上に管理職は人間性が問われるのだと思います。