クマ坊の日記

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【ビジネススキル】ビジネスモデルを設計する

 


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前回はビジネスモデルとは何か?で終わってしまいましたのて、今回はビジネスモデルの設計です。

 

 

ビジネスモデルキャンパス

Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスが食事をしていた時に、手元にあった紙ナプキンにビジネスモデルを描いたというのは有名な話です。優れたビジネスモデルとはとてもシンプルなものです。ただ凡人の私達は簡単に紙ナプキンには描けません💦 でも、大丈夫。ビジネスモデルキャンパスという一枚のフォーマットを使えば、私達でもビジネスモデルを描くことが可能です。このフォーマットはアレックス先生とイヴ・ピニュール先生が発案しました。ビジネスモデルを9つのブロックに分解する事で相互の関連性が一目で分かるという優れものです。

 

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ビジネスモデルキャンパスの優れている点

前述したように1枚でビジネスモデルが示せるので、シンプルでわかりやすいです。特に顧客視点で価値を掘り下げていく点も良いです。以前の記事で日本企業はシーズから新規事業をスタートさせるケースも多いと書きましたよね。シーズから出発する際はニーズとアイデアが求められます。でも、シーズからスタートする企業はニーズを考えるのは苦手です。ビジネスモデルキャンパスを利用することで顧客価値を自然と意識するようになります。そして、顧客価値が収益にどう繋がるかも見やすいです。いくら良いアイデアがあってもマネタイズの意識が希薄なため成功しないビジネスは多いものです。さらに、継続して価値を提供して収益を上げ続けるための仕組みについても考えれるようになっています。バックヤードの仕組み自体が差別化ができると強いビジネスモデルになります。

 

共通言語化にも役立つ

企業が新規事業を立ち上げる際にやっかいなのは、既存事業があるがゆえに物事の見方考え方にバイアスがかかることです。また文字通り新規事業なので、年寄りの経営層に説明するのが大変だったりします💦 さらに社内リソースを調達しようと思ったら他部門の人間とも折衝が必要になります。そんな時、ビジネスモデルキャンパスがあると説明しやすいですし、理解もしやすいです。たった1枚ですが、あるとなしでは大きな違いがあります。

 

プロトタイプをつくる際に最も有効

1枚とは言えフォーマットを埋めるのは大変だなと思う読者もいるかと思います。実際使用するときはA3に拡大して、各項目を付箋に描いて貼ったり、剥がしたりしながら使います。プロトタイプを考えるときに、ラフなアイデアをフォーマットに落とし込むことでビジネスモデルに穴がないか?ダブりはないか?筋が通っていな点はないか?を仮説検証する時に効果を発揮します。

次回はもうちょっと詳細な書き方を説明したいと思います。

 

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