クマ坊の日記

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【football】やり切る!出し切る!戦いきる! 横浜F・マリノス

私が応援する横浜F・マリノスが苦闘している。チームは現在勝ち点22の15位。降格争いに巻き込まれています。シーズン始まる前は、驚くべきfootballが展開されると私も豪語していましたが逆に意味で驚かせてくれました💦 

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チームは変革したが、結果が出ない

 横浜F・マリノスの監督はアンジェ・ポステゴグルー監督。監督の信条は攻撃的なサッカー。そのためにボールを保持して攻め続けるチームスタイルをとります。その戦い方はイングランドの昨年のチャンピオンチームであるマンチェスターシティと似ています。このチームスタイルは本来、卓越したタレントを持つ選手層と高度な戦術が組み合わせって成り立ちます。そんなチームスタイルをアンジェは持ち込みました。

横浜F・マリノスの伝統は堅守です。たくさん点を奪うことより、1対0で守り倒す戦いを得意とし誇りとしてきました。だから周囲はそもそも難しい戦い方を、あの横浜F・マリノスで実践できるのか?と懐疑的でした。

 

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しかし、見事に横浜F・マリノスはチームスタイルを180度変革しました。あれほど点が取れなかったチームが、リーグ最多の得点数。そもそも慣れ親しんだスタイルを変革する作業は並大抵のことではありません。人は誰でも変化を嫌うからです。その点でアンジェ監督のリーダーシップは素晴らしいと私は考えています。

 

でも・・・ チームは降格争いに巻き込まれそうで苦しんでいます。いったい何故なんだ???

 

 チームが結果が出ない技術的な理由

結果が出ない理由を私はこう分析しています。ズバリ「守備戦術が徹底できていない」です。攻撃と守備は表裏一体です。特に攻撃を志向すればするほど、積極的な守備戦術が必要です。積極的な守備戦術とは相手にボールを奪われたらすぐ奪い返す守備です。この守備のルールが組織的でないんですね。そしてアンジェ監督は守備に関するトレーニングの引き出しは少ないように見えます。

 

横浜F・マリノスが目指しているチームスタイルを実現するマンチェスターシティを率いる監督は、グアルディオラ監督です。現在、世界No1の監督と言っても過言ではないと思います。彼の著書を読むと、対戦相手の研究とその対策トレーニングのきめ細かさに驚かされます。横浜F・マリノスにはこのきめ細かさが足りないように見えます。もっともJリーグは連戦が続くので、選手のコンディショニングを整えるので精一杯で戦術トレーニングを浸透させる時間はないのでしょうが。であれば、それも見越して計画ができていなかった監督の見立ての甘さもあったかと思います。ただ初めての国、初めてのリーグで指揮ですからね。

 

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 原因はピッチの外にもある

しかし、一番の問題は親会社である日産自動車にあると私は睨んでいます。アンジェ監督を連れてきた古川社長が交代となっています。若くてモチベーションが高く優秀な社長のように感じていました。それがわずか1年半で退任です。本人は続けたいと主張したようですが、親会社である本社人事の意思決定は変わりませんでした。マリノスの社長という立場でも中間管理職となんらかわりありません。またそれに続いて選手補強の責任者も解任されました。

footballを理解しない、横浜F・マリノスに特別な想いをもたない人々がチームの重要な人事異動の権限を持つことに嫌悪感を感じます。口を出すなら、誰が意思決定したかをせめて明らかにして欲しいです。

 

やり切る!出し切る!戦いきる!

これは9月のチームポスターのスローガンです。スタッフの人の想いが伝わってくるフレーズです。ピッチ内外で問題は山積ですが嘆いていても1ミリも順位は変わりません。こんな時こそ、自分たちの良さにフォーカスすべきです。まさに、「やり切る!出し切る!戦いきる!」です。付け加えるとしたら、「何をやり切るのか? 何を出し切るのか? 戦いきるためには何が必要か?」のディテールを監督・選手・スタッフで一つひとつ詰めて行って欲しいです。危機のときほど、心は熱く、頭はクールにが重要です。