先日サンシャイン水族館に行った際に、特別展示の「化け物展」にも行ってきました、今日はその時のお話です。
噛み合わない娘との会話
娘は物凄い怖がりです。しかし怖がりなのに怖いテレビを見たがります。その度にその夜は「寝れないー」といつまでも眠りにつきません💦 そんな娘が私に「化け物展」に行きたいと懇願します。私と妻は「化け物展」なんて怖いもの見たら、大変なことになると反対しました。でも、怖がりの娘がいつも以上に食い下がります。根負けしてホームページを検索したら、私たち夫婦の勘違いでした。夏なので、化け物とはお化けのイベントだと思い込んでいました。しかし、実際は擬態する生物の展示展でした。ごめんよ娘。
擬態とは
ある生物が何かに似せて、それを見つけるものをだます生存戦略の一つです。何十万年、何百万年という時を経て、生物の遺伝子が徐々に変化していった結果です。擬態の種類は大きく3種類にわかれます。
- ペッカム型擬態
- ベイツ型擬態
- 隠蔽型擬態
ペッカム型とは一言でいえば「待ち伏せ型の擬態です」。ベイツ型擬態は強いものに化けて危険を回避します。隠蔽型は周囲の風景に溶け込み、やり過ごす擬態です。
驚いたベスト3
「リーフフィッシュ」
枯葉のような形と色をしている擬態のプロフェッショナル。気づかずに寄ってきた小魚や甲殻類を一瞬捕食します。
「ヘラオヤモリ」
昼間は森林の樹皮等に擬態し捕食者の目から逃れ、夜間に獲物となる昆虫に飛びかかります。体側面や尾にあるひだは樹皮との輪郭を目立たせないことに一役買っています。
「オニダルマオコゼ」
娘が一番驚愕した生き物です。黒色の体色とゴツゴツとした体表が、岩肌の凹凸にそっくり。普段は砂地に潜り、頭上の目で獲物を捉えようと岩に化けて、餌となる生き物が近づくのをじっと待ちます。
一番のお気に入りは
可愛いものがやっぱり一番のお気に入りでした。