優秀な社員は全体の2割なんてことが昔から言われていますが、本当に優秀かどうかはよくよく観察しなければなりません。一見、優秀そうに見える人材を高く評価してしまうと、組織全体のパフォーマンスに悪影響を与えます。今日はマネジメントする際の、ヤバい社員の見分け方を考えます。
すぐ成果を出そうとする人
すぐ成果を出そうとする人は気をつけた方が良いです。ヤル気もあり自分のバリューを証明しようとする姿勢は、周囲から好感を持たれがちです。でも、そんな部下を持った時は注意深く観察するようにします。何故ならどんなに優秀な人材でも簡単には成果をあげることは難しいからです。そもそも、日本企業の中で働くビジネスパーソンが成果をあげるためには、周囲からの支援は不可欠です。それには周囲からの信頼を獲得する必要があります。小さい約束や依頼を着実に実行出来る人の方が、時間はかかっても組織で戦力となります。
見当違いな課題を掘る人
一見理路整然としているのですが、よく観察すると見当違いな課題を設定しています。その課題をいくら掘っても、成果あがらない努力をする人は要注意です。特にこのような人材がマネジャーを務めると最悪です。本人も本気で良かれと考えて仕事するので、早めに方向転換させないといけません。
仕事やってる感を出す人
転職した人で見られのですが、前職でのやり方を持ち込んで仕事やった感を出す人です。特に前職で導入したシステムやコンサルタントを使って仕事した感を出す人には要注意です。本当に必要であれば良いのですが、仕事やった感を出すためだけに導入するなら最悪です。そんな人いないと思う読書もいるかもしれませんが、大企業には意外にこのような人材が生息し、短期的には評価されてたりします。