クマ坊の日記

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【ビジネススキル】ジョブクラフティングを考える

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キャリア研修方面で最近流行りの言葉があります。それはジョブクラフティングです。今日はこの言葉を中心にビジネスパーソンのキャリアについて考えてみたいと思います。

 

 

企業の本音

お客様と「人材」に関するテーマのディスカッションを行う時、ほとんどは前向きな話題になります。しかし、長くこの仕事に携わるとネガティブな話題も聞かされます。近年だと中高年の再雇用に伴う、モチベーション低下に関する話です。

日本企業の多くは、役職定年の制度を採用しています。55歳前後になると役職から外れます。大企業で1000万以上の給料を貰っていた人が、役定を迎えることで700万円の年収に。会社を定年して再雇用になるとさらに年収は下がり350万程度に落ちます。働く本人からすれば、年収は減るわ、元部下が上司になるわでモチベーションが上がらず、不満の一言も言いたくなるのは当然です。しかし、経営の立場からは違ったように見えます。新入社員よりも高い年収を払っているのに、パフォーマンスが著しく低い。しかも、文句ばっかり言って周囲に対して悪い影響力を発揮する。正直、抱えきれない。。。そんな中高年ビジネスパーソンにならない為に、キャリア研修を企画したいという企業が増えています💦 また、若い頃から自分のキャリアは自分で考えられる人材に育て欲しいという背景でキャリア研修を見直す会社もでてきました。その際に注目され始めたのが、ジョブクラフティングという考え方です。

 

ジョブクラフティングとは何だ?

ジョブクラフティングとは、働く個人が自分の仕事を、自からの主観で、捉え直すことです。一見つまらないと思っていた仕事も、違った角度で見直すとやり甲斐を感じられる仕事に映るかもしれません。

 

ジョブクラフティングで見直すなは、3つです。

  1. 仕事の捉え直し
  2. 仕事内容ややり方
  3. 職場の人間関係

 

ジョブクラフティングというネーミングがクリエイティブな響きがしますが、自分のキャリアや働き方は自分で考えてという話です。この話はすごく当たり前の事ですが、日本企業では当たり前でなかったんです。日本企業は、新卒で入社した社員を、自社の色に染めあげる社会化に努めてきました。大量生産、大量消費の社会では効率性が求められます。そんな社会では個人で勝手にあれこれ考えて、仕事のやり方を考えられては非効率なわけです。

でも、人手不足な時代。優秀な社員に辞められては、経営への財務的なダメージは大きい時代に変容しました。優秀な社員の定義も変わりました。決められるた仕事を正確に早くでなく、自から課題を設定して周囲を巻き込んで成果を出す社員です。

もっとも経営が社員に、そのような働き方を期待しても、賃金を含めた人事制度がそのような働き方には対応していません。その事は、社員も理解しているため、期待通りにはならないのが現実です。

 

好きなことは、全部やったほうがいい

とはいえ、人生は一度きり。企業に勤めるビジネスパーソンにとって、多くの時間を費やす働き方を再考する事は意義があります。私が部下や後輩にキャリアについて相談を受けた時は、「自分は好きなことは、全部やる」ことを大切にしていると答えます。今日の正解が明日の不正解になる時代です。何がどこで繋がるか分かりません。様々な経験の引き出しを持つことが、キャリアを築く上で役に立つように思います。それに、やりたい事だったら、自から主体的に動きますから。