クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【人材育成】リモートワークの新入社員はまず部屋を片付けよう

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昨日は、リモートワーク下での新入社員の指導方法について考えてみました。今日は逆に新入社員自身が成長するために必要なHow toについて考えてみたいと思います。

 

 

職場に馴染むのが困難な時代

入社式も新入社員研修も終わり、職場に配属された新入社員もいるかと思います。配属されたものの、いきなりリモートワークを体験されているかもしれません。このような環境下で職場の一員になるのは大変です。配属されたらメンバーの一員になったとは言えません。少しづつ能力やスキルが高まり、結果を出すことで周囲から認められ、組織の端っこの立場から徐々に立ち位置が中核に移っていく。中心になればなるほど、個人の性格やキャラクターも理解され、さらなる成長に繋がる循環が生まれます。この事を専門用語では正統的周辺参加と呼びます。

 

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周囲に認知される程、新人は成長しやすい

周囲のメンバーの認知が高まるほど、新入社員は成長の機会を獲得することができます。ビジネスパーソンの成長に不可欠なのは未知の経験ですが、周囲の認知が高まらないと未知の経験は回ってきません。また、例え回ってきたとしても習得までに時間がかかることになります。誰でも、仕事を任せられる前に仕事のやり方は教わりますが、周囲に認知されてるいると加えて「こいつこの仕事初めてだけど、私がフォローするから」と言ってくれたりします。こういう支援があるかなしかは成長スピードに雲泥の差がつきます。

 

昭和、平成とは違った職場への馴染み方が求められる

しかし、この周囲から認知されるまでには時間がかかります。昭和、平成の時代は普段の仕事ぶりに加えて、遅くまで残業するとか、仕事帰りに飲みに行くなどのコミュニケーションを通して、「あいつ頑張ってるな」と先輩から可愛がられて、職場の一員と認知され成長していきました。しかし、コロナ禍ではそれは不可能ですよね。つまり、昭和や平成に入社した先輩達の成長の仕方とは違ったやり方も模索しなくてはいけません。

 

見た目が9割

リモートワークでは、仕事頑張ってるとかは周囲は認知できません。見えていませんから。見えるのはアウトプットだけになります。企画書や報告書の内容。仕事の具体的な成果。目に見えるもの、分かりやすいものが評価されがちになります。新入社員はすぐに成果は上げるのは難しいですよね。では、どうすればいいか?手っ取り早いのは、見た目や印象を良くする事です。これはリアルでも同じなのですが、リモート会議になるとより重要になります。なんたって能力や内面なんて見えないわけですから。そこで大切なのが、部屋の掃除と画面の見え方とマイク管理。身だしなみには気をつけても、生活感溢れる部屋を背景にしている男子は多いです。また、光量が足りずに暗かったりとか。実家暮らしの人は生活音がうるさかったりとか。リモート会議する以上は、見え方や聞こえ方には注意すべきです。先輩や上司は生活感ある部屋からzoomしてるかもしれません。だらしない格好で写っているかもしれません。それが許されるのは、能力やキャラクターが職場で認められているからです。例えば「だらしないけど仕事は出来る」とか。本当は親しきなかにも礼儀ありなんですけどね。新入社員は画面に映し出される姿=印象になります。そしてリモートワーク下では、第一印象はリアル以上にインパクトがあります。もっとも、自分を良く見せようなんて背伸びする必要はありません。「清潔感があって、明るそうて、良い人」と思わせればOKです。上司、先輩から「可愛いい奴だ」と思ってもらえれば大成功です。そのように感じてもらえれば、仕事も丁寧に教えてくれるし、フォローもしてくれるようになります。

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