クマ坊の日記

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【ビジネススキル】エゴグラム活用編 職場のコミュニケーションは並行で返せ!

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前回の記事でエゴグラムをご紹介しました。今日はエゴグラムを具体的に職場のコミュニケーションでどのように使うかを考えてみたいと思います。

 

 

5つの自我状態

前回の記事で5つの自我状態を説明しました。ネットやアプリで簡易診断をすれば、自分のタイプはすぐに分かりますがもっと手取り早くイメージできるよう、あるシチュエーションでどんな反応をするかで自分がどの要素が強いかをザックリ理解してみましょう。

貴方が高速道路を走っていると、隣の車線を猛スピードで追い越していく一台のスポーツカーがありました。しばらく進むと、なんとそのスポーツカーが中央分離帯に激突して激しくクラッシュしていました。その光景を見て、あなたが言いそうな一言を下記の5つから選んでみてください。

  1. 「あんなにスピード出して走るから事故るんだよ!」
  2. 「大変だ。運転している人は大丈夫なんだろうか?心配だな。」
  3. 「法定速度を軽く100キロは越えていたな。早く警察と救急車を呼ばねば」
  4. 「オー!スゲー 事故ってるよ」
  5. 「・・・無言(恐怖の表情で固まる)」

さて、どのリアクションに一番近そうですか?

それぞれ、対応する自我は下記になります。

  1. CP 厳し昭和の父親
  2. NP 優しいお母さん
  3.  A   常に冷静なサイボーグ
  4. FC  釣りバカ日誌の浜ちゃん
  5.  AC 従順な子供

 

職場のコミュニケーションのコツ

エゴグラム的に考えると、職場のコミュニケーションのコツは、相手が望んだ位置にボールを投げ返すです。例えば、CPが強い昭和の父親タイプがいたとします。仕事でミスをした時、上司から「何やってんた!?」と言われた時には、同じCPで「申し訳ありません!以後、気をつけます!」と大声で謝るか、ACで申し訳なさそうに、「すいませんでした」と神妙に謝ってから、自分の考えを述べるのが正解です。これをエゴグラムでは、相補交流といいます。

 

逆に、冷静にAで答えてしまう「お客様から○○の要望を頂きましたが、弊社の現状を考えると対応するのが難しいと考え〰」とCPが強い上司はさらに怒り狂います💦 この状態を交差交流といいます。CPで聞いているのに予想しなかったAで返されるわけですから。相手の望む受け方を一旦してから、自分の主張をするのが大切です。

 

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