クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【マネジメント】仕事に不必要な対立と有益な対立

f:id:kumabou2016:20191124163646p:image

多くのビジネスパーソンは、日々、理想と現実の狭間で苦労します。上司と部下、売上と利益、社内と社外・・・。その狭間で起こっているのは様々な対立(コンフリクト)です。今日はビジネスにおける対立について考えてみたいと思います。

 

対立とは何だ?

対立という言葉を見ると、ネガティブな印象を持つ人が大半かと思います。なんか喧嘩や戦争みたいな言葉をあわせて想起するのではないでしょうか?辞書を引くと、対立とは「2あるいは3以上の個人や集団の間に生じる対立的ないし敵対的な関係のこと」とでてきます。ちなみに英語では対立のことをコンフリクトといいます。組織行動学者のスティーブ・ロビンス先生はコンフリクトを3種類に分けて整理しました。

 

  1. タスク(課題)のコンフリクト
  2. プロセス(過程)のコンフリクト
  3. 感情のコンフリクト

 

仕事に不必要な対立

前述したように対立には3種類ありますが、職場で不要なのは「感情の対立」です。これは皆さん誰しもが1度は経験していると思います。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってやつですね。あの人が言うことは絶対やだ!、どんなことで反対だ!ですね。こういう感情が職場でうずまくと、ストレスが溜まりますし、何よりそんな職場には行きたくありません💦。多くの理由が合理的でないからなおさら厄介です。解決するのは困難です。変に話し合うより、異動させて組み合わせを変えたほうがいいようにも思います。

 

仕事に有益な対立

その一方、タスクに関する対立やプロセスに対する対立はビジネスにとって有益です。お互いの主張のズレを認識することで、新しい創造的なアイデアを生む出すことにもつながるからです。逆に、集団圧力や集団浅慮になって思考が停止してしまうほうが、有害です。もちろん健全な対立を促すには、メンバーが何を話しても大丈夫だという、心理的安全が職場内で確保されているのが前提です。いわゆる職場の風通しの良さというやつです。いわずもがな職場の上司の日頃の行動や言動が問われるというわけです。

 

www.kumabou.com

 

www.kumabou.com

 

 

www.kumabou.com