クマ坊の日記

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【ビジネススキル】ビジネスに求められる対話スキルとは

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前回の記事で、令和の時代は「対話」が重要になると書きました。働く職場のメンバーも多様になるし、ビジネス自体もイノベーションを起こさないと生き残っていけないからです。今回は、ビジネスに求められる「対話スキル」について考えてみたいと思います。

 

 

対話の定義

対話の定義は様々ありますが、対話に関して著の名著といえば、デヴィッド・ボーム先生の「ダイアローグ」があります。名著ですが難解です。その中でこんな風に書かれています。

「対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである。」

ポイントは、赤字の部分。あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることです。

ビジネスにおけるコミュニケーションは何かしらの結論や意思決定が求められます。しかし、対話ではそのような事は求められません。会話や雑談ともちょっと違うようです。自分の意見や考えが対話では求められるし、それらを見る、言い換えれば共有することが大切になります。会話や雑談はその場限りの場合が多いように思います。

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ

 

 

対話はJAZZに似ている

私は対話をJAZZに似ていると捉えています。JAZZの定義も難しいですが、JAZZの音楽のイメージは想起しやすいと思います。静寂した空間に向かって、自分の音を奏でてみる。その音を聴いて、一緒に演奏しても良し、違った音を奏でても良し、ただ相手の音を聴くだけでも良し。大切な事は自分の音を発信し聞くことです。

 

心理的な安全が不可欠

静寂な空間に、自分の音を奏でることは勇気がいる事です。自分の音に自信があれば奏でることもしますが、そんな人は少数です。下手であっても気兼ねなく発信できる場づくりが重要です。音であれば、まだ分かりやすいですが意見は曖昧です。そして実際の職場のメンバーの立ち位置は様々です。上司、部下、専門家、素人。意見を表明するには「何を言っても大丈夫!」とメンバーが感じられなければ駄目です。上司が「この場は、自由に発言しても大丈夫だから」と話す時点で、心理的安全性は確保されていないと同じことです。

 

職場での対話でもう一つ大事なこと

経営が期待する対話は、JAZZのセッションのようかもしれません。トランペットやピアノやドラムが緩やかな共通理解の元、それぞれの音を出しながら新たな音楽を奏でる。。。前述したデヴィッド・ボーム先生の定義からすると、対話は共有することなんですが、企業経営者の立場からするとそれでは困ります。アウトプットを当然求めていきます。そのためには、心理的安全性に加えてもう一つ必要なものがあります。それは、その企業の方向性に対する共通理解です。個々人が自由に意見を述べ合うだけでは、組織として新しいものは生まれてきません。ある程度、どちらの方向性を目指すかを共有できないと厳しいですよね。

 

基本は同じ

トップダウンで仕事するにせよ、対話型でボトムアップで仕事するにしても、信頼して仕事ができるとか、方向性を共有できてるとかは共通なんですよね。

 

本日のテーマである対話に関する具大的スキルについては、あまり書けませんでした。😓次回も対話について考えてみたいと思います。