クマ坊の日記

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【football】 横浜F・マリノス勝利の裏に伝統の選手だけミーティングあり!

土曜日の試合は横浜F・マリノスが2対1でジュビロ磐田に見事勝利しました。遠藤と山中のゴラッソ!

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戦極まる残留争い

Jリーグは最下位から勝ち点7差で9チームがひしめく大混戦に。我が愛する横浜F・マリノスもその争いの真っ只中。土曜日はその残留争いの相手の一つであるジュビロ磐田に競り勝ちました!よくやった! 2ゴールとも素晴らしいゴールでした。特に1点目はチームとしてデザインされたゴールだったと思います。

ここまでリーグが混戦になったのは、各チームの戦力が拮抗してるから。さらに今年はワールドカップイヤーでスケジュールが厳しかったのも影響しているように見えます。リカバリーだけでいっぱいっぱいで波に乗れなかったり、逆にリズムを崩すと立て直すのが難しかったりしますから。

 

横浜F・マリノスに残る選手ミーティングの伝統

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日刊スポーツの記事によると、先週チームは選手だけでミーティングをしたそうです。試合に出場している選手、出場していない選手が自分の想いを言い合ったようです。切羽詰まる前にこのような話し合いが出来たことは意義があります。切羽詰まると、さらに精神的な余裕がなくなりますし、冷静な判断も難しくなります。

横浜F・マリノスオリジナル10と呼ばれるチームです。Jリーグ開幕時から参加しているチームです。その中で、一度も降格していないチームは2チームだけです。鹿島アントラーズ横浜F・マリノス。人の悲劇は蜜の味ということでマスコミはチームの危機を煽ります。伝統のあるチームが降格しそうなわけですから💦ましてや、今年は新監督を迎えチームスタイルを180度変革中。勝てなければ、監督と選手の間に溝があるなど大袈裟に危機を報じます。

どんなチームや組織にも不満は存在します。会社でも美辞麗句をならべた理想を掲げても、業績が悪くなれば社員は不満を抱きます。給料やボーナスが減ったら誰もが怒りますよね。理想が崇高であればあるほど、結果を出さなくてはメンバーはついてきません。もちろん一番の責任はリーダーにあります。横浜F・マリノスで言えばアンジェ・ポステゴクルー監督です。しかし、リーダーだけに解決策を求めていては事態は1ミリも改善しません。何故ならリーダーは万能ではないかり。苦しい時ほど、一人ひとりが危機感を持って主体性を発揮することが求められます。

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オリジナル10で強豪だった横浜F・マリノスには日本を代表する選手が過去所属してきてきました。彼らは優勝するために、降格を免れるために選手ミーティングをしてきました。今のチームにはそんな経験リアルタイムで体感をしているのは中澤選手など少数です。しかし、メンバーが変わっても危機に際してチームが纏まれるのはスタッフを含めて横浜F・マリノスのスピリットや文化が継承されているからだと感じました。人々が時間をかけて紡いできた伝統は、意外に粘り強い武器になると私は思います。フォルツァ横浜F・マリノス