クマ坊の日記

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【マネジメント】SPY×FAMILYに学ぶコミュニケーション

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SPY×FAMILYのアニメの第二シーズンがスタートしました。クマ坊家はみんな大好き。録画して翌朝、家族揃って見るほどです。今日はSPY×FAMILYからコミュニケーションについて学びます。

SPY×FAMILY

原作は少年ジャンププラスに掲載されている漫画です。赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が仮初めの家族を作り、家族としての平凡な日常を送るために、日々、様々なトラブルと奮闘するホームコメディです。主人公のアーニャちゃんの可愛さ、パパであるロイドさんのかっこよさ、ママであるヨルさんの天然&可愛さが際立ちますが、毎回アットホームなドタバタ劇に胸がキュンとさせられます。この3人は仮初めの家族を演じているのですが、読者からは理想的な家族のように移ります。それは、3人が違いを思いやるコミュニケーションにあります。

 

拳銃突きつける型のコミュニケーションを取りがち

本当の家族は、相手のことを思いやりながらも、相手を傷つけるコミュニケーションを無意識に取りがちです。「早くご飯食べて!」「勉強しなさい!」これらは、親からすれば子供のことを思って注意するわけですが、子どもの立場からすると、目の前で拳銃を突きつけられている気分になるかもしれません。これは職場の上司、部下の間でも無意識に行われていることがあります。仕事なんだから、やって当たり前、上司なんだから部下に指示して当たり前という意識が根底に流れています。いちいち、相手の言い分を聞いていたら物事進みませんから。ただ、このような一方的なコミュニケーションばかりとっていると、相手から自己効力感を奪っていくことに繋がります。結果として、何も考えないで言われたことをこなしていく人間を作っていきます。人間はそんなに強くはないので、家庭でも職場でもストレスを溜め込んだ人は、ある日突然爆発してメンタル崩してしまうケースもでてきます。

 

キャッチボール型のコミュニケーション

私がSPY×FAMILYから学ぶのは、仮初めの家族であるが故に、相手を慮るという配慮です。小学生でも分かる話ですが、家族や職場という身近な存在であるが故に無意識に相手を傷つける言葉を投げてることもあるかもしれません。厄介なのは、相手の為を思って発言していることが、相手を傷つけるというジレンマです。これらを回避するにはキャッチボール型のコミュニケーションを意識することです。キャッチボールの基本は相手の取りやすい位置を目掛けてボールを投げることです。親しい人だから、大切な人だからこそ、優しい気持ちでコミュニケーションを心がけたいものです。