クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【人材育成】声は大事な商売道具

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私の生業は企業の人材育成の支援です。イメージしやすいのは新入社員研修や管理職研修です。今日は研修講師の大事な商売道具である声について考えてみたいと思います。

一番遠くの参加者に最初に届ける

研修開始の第一声はいつも緊張します。目の前には初めましての参加者ばかりですから。ボソボソ声では、参加者の興味を引きつけることはできません。特にスタートの第一声は大切にしています。教室で一番遠い所に座っている受講者に届ける事を意識して声を出します。まあ、大声を出すことで自分自身が安心すると意味もあるんですが。

 

声の大きさ

しっかりと全員に聞こえるような大きさが大前提です。そのため、大声を張り上げるのではなく、腹式呼吸でお腹から声を出します。今は、YouTubeでボイストレーナーから学ぶことができるので便利ですよね。私は研修を始めて稼働数が増えた頃、喉を痛めました。大声を張り上げていたんですね💦 喉痛めてから腹式呼吸の大切さを痛感しました。もっとも最近はリモートが多いので、たまに対面をやると声が出るか不安になります。

 

トーンの使い方

基本的には自分が最も楽な自然体で話します。8時間も話しっぱなしになるわけですから。ただし、テンポよく進めたい時は高いトーンで話します。一方、深く考えさせたり、真剣なメッセージを伝える時は低いトーンで話します。

 

抑揚

メリハリももちろん意識します。強調すべき点は声を強くし、問いかける時は文末をあげるようにしています。

 

身体をほぐす

研修や講演の仕事がある日の朝は、ストレッチからスタートします。首や肩、背中の筋肉が凝り固まっいると声がでないので。後は毎回リップロールをするのと、発声練習は「おー」で行います。「お」のほうが、喉が開き、お腹から声が出やすいのが理由です。