クマ坊の日記

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【人材育成】アイコンタクトは偏らない

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今回も研修講師のインストラクションについて考えてらいきます。基本動作で大切なアイコンタクトについてです。

 

アイコンタクトは怖い

初めて人前で講師をする人は、アイコンタクトが怖いと言う方がいます。大勢の視線を浴びるのは参加者から評価されている気分になります。しかし、アイコンタクトがあるかないかで、聞き手の印象はだいぶ変わります。これは日常のコミュニケーションでもら同じですね。

 

アイコンタクトの技

  1. 一度にひとり
  2. 3秒停止
  3. ジクザク
  4. 味方を見つける

相手が100人いたとしても、一度にアイコンタクトができるのは1人のみです。だから1人に意識を傾けるのが基本です。1人にアイコンタクトしたら、3秒は停止してください。ざっーと視線を動かしてはアイコンタクトが成立しません。3秒停止したら次の人に姿勢を動かしてまた止まる。これを繰り返します。また、ずっーと同じ方向だと機械的に見えるので、前の人とアイコンタクトしたら、次は後ろ、右の人みたら左というようにジクザクにアイコンタクトすると自然に見えます。アイコンタクトは最初の1人を誰にするかも意外に大切です。自分の味方になってくれるような人を見つけると楽です。味方とは、よくうなづいてくれる人、視線をこちらに向けてくれる人などです。

 

スタート前のアイスプレーク

味方になってくれそうな参加者を見つけるには、研修スタート前のアイスブレークが実はポイントになります。対面でも、オンラインでも研修開始前に講師は早めに入室しておきます。参加者と挨拶や雑談をしたり、研修前に受講者同士でどんな会話をするかを観察しておきます。準備する事で味方になりそうな人を見つけておくと講師も安心できます。