先週末は300社ほど集めてのウェビナーに講演者兼ファシリテーターの役割で登壇してきました。そのウェビナーでの司会に抜擢されたのが、弊社の新入社員。今日は私が新入社員にお伝えしたウェビナーの司会に必要なスキルに関してお伝えします。
ストレッチな経験
今回、新入社員を司会に抜擢したのは私です。思いつきで抜擢したわけではなく一応根拠はありました。ちょうど2か月前に社内での大規模な発表会がありました。発表会前の練習にたまたま参加したのですが、彼女の新入社員らしからぬ落ち着きと、先輩社員との会話で見せた機転の速さを見て彼女にお願いすることにしました。事前に準備する機会も十分あったので、彼女ならやり切れそうだし、ストレッチした経験は彼女の成長の側面からも良い機会だと判断しました。新入社員で今までこの規模のウェビナーの司会を務めた人はいませんでした。彼女が司会する事で、ウェビナー自体も社内で注目されれば嬉しいという計算もありました。
ウェビナーの司会で最も大切なスキル
ウェビナーにおいて司会は縁の下の力持ち的な役割を務めます。司会の進行がウェビナーの雰囲気を形成するからです。そんなウェビナーの司会で最も大切なスキルは、ズバリ「動じない」ことらです。何かトラブルが起きても表情に出さないことです。司会がブレるとウェビナー全体にも影響するからです。
表現、目線
ウェビナーは当たり前ですが、発表者の表情がどアップで映されます。話の内容以上に、話し手の表情はインパクトが大きいです。笑顔でいることも大切です。合わせて目線も重要です。ウェビナーは1人で聴いているので、聞き手の集中力は散漫になりがちです。聞き手の集中力を途切れさせないためには、目線を送り続けることが有効です。カメラ目線です。その為には、原稿を極力読まない。読んでも目線を外すのは一瞬でなければいけません。事前の準備がものを言います。