クマ坊の日記

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【人材育成】リモート時代の挨拶で重要なのは目力とリアクション芸

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おはようございます。クマ坊です。今日はリモートワーク時代の挨拶について考えてみたいと思います。

 

 

新入社員研修は何故難しいのか?

4月は新入社員研修真っ盛りです。我が社も多くの企業の新人研修をご支援させて頂いています。この時期はコンサルタント総出で対応します。私自身も普段は管理職以上の研修しか対応していませんがこの時期は例外です。新入社員研修は教える側からすると難しい研修です。受講者は先月まで学生ですから、研修内の反応も素なわけです。忖度ないですから、教える側の力量が求められます。また、ビジネスマナーや敬語も学ぶわけですが、手本となるコンサルタント自身ができていないと研修が破綻するわけです。自分自身、ビジネスマナーの所作が美しい訳ではないので新人が対象の研修は極力出講していません。どうしてもと依頼されるリピート企業のみ登壇しています💦

 

初めましてリモート

新入社員研修の目的は、一言で申し上げれば「社会化」です。組織の一員として迎えられ、組織の一員として活躍することが期待されます。郷に入れば郷に従えですね。その為に、ビジネスマナーや報連相や仕事の進め方を学ぶわけです。多くのビジネスパーソンの共通言語なようなものです。

しかし、コロナでその共通言語が揺らいでいます。身近な所で言えばリモートワーク。最近は、「初めまして」がオンラインと言う状況も当たり前になりました。オンラインですから、名刺交換の機会もありません💦 当然、オンラインでの挨拶には違った工夫が求められます。個々では様々な工夫をしていますが、標準のやり方があるわけではないので、新入社員研修では扱わない場合の方が多いと思います。今年入らなれた新入社員の皆さんは従来のビジネス常識に加えてニューノーマルの新常識らしきものも学ばなくてはなりません。新常識らしきですから、先輩や上司も分かりません。教える人によって内容が異なるぐらいに認識しておくと良いと思います。

 

リモートでも第一印象は重要

オンラインでもリアルでも重要なのは第一印象であることは変わりません。しかし、テクニカルな部分は異なります。リモートの場合には下記3項目が重要です。個人的な経験則の域は出ませんが💦

  1. 音声管理
  2. 目力
  3. リアクション芸

リモートでまず気になるのは音です。生活音や職場の音はとても気になります。雑音が入らない場所の確保とマイクテストはリモートにおけるマナーだと思います。次に大事なのは目力。人の印象って目元で大きく変わります。脱線しますが、人気漫画のキャラクターって目が大きかったりします。また、視線にも注意です。私はパソコンのカメラに付箋を貼って、そこに視線を合わせます。画面を見ると視線が落ちるんですよね。最後はリアクション芸です。大きく頷いたり、相手の確認したりします。年配のビジネスパーソンに多いですが、地蔵のように微動だにしない人がいます。

 

ノイズで誤魔化せない

対面であれば雰囲気や話術で誤魔化せた事もリモートではそれらのノイズがないので誤魔化せません。コンテンツに集中しますから。リアルでも同じですが、より準備をどれだけできるかが大切になるのだと思います。リモートだと、極端な話、直前まで寝ることも可能です。しかし、心持ちも含めて準備を怠ると相手には丸見えになります。また、それが気づかれた時点で信頼を大きく損なうように思います。