昨日は立教大学の中原ゼミの20's展に参加してきました。読者の皆様は？？？ですね。中原先生は立教大学経営学部の教授さんです。人材育成の専門家です。おそらく人材育成の分野に関しては、日本で最もホットな研究者です。立教経営はリーダーシップの育成にも力入れていて、産業界でも熱い注目が注がれ大学でもあります。そんな中原先生に師事を仰ぐ、ゼミ生18名によって企画されたのが20's展です。ゼミ生の研究発表ですね。ちょっと違うのは、今回はオンラインで実施され参加者は400名。研究対象の協力対象が金融庁ときらぼし銀行さんが協力している点です。当日は4つのテーマが発表され、参加者はそのうち2テーマに参加します。今日はその時の感想を。
リア充なゼミ生
参加者全員が一人ひとりリーダーシップを発揮しているのが印象的でした。職業柄、新入社員と会いますが、多くは真面目で素直でいい人だけど、前に出ることは億劫な人が多いです。発表したのは三年生ですがみなさん積極的でした。発表の仕方やプレゼンテーションスキルも立派でした。普段から充実したゼミ生活、学生生活を送っている様が伝わってきました。今どきの言葉だと、リア充ですかね。
発表内容
私が参加したのは、下記2テーマです。
- 若手人材育成
- 1on1ミーティング
正直、内容自体は新鮮味ハありませんでした。ただ、それは私が専門家だから既知の情報が多かったからです。でも、テーマについてよく勉強していることが伝わってきました。知識を習得した上で、現場のインタビューを通して、仮説を構築してアウトプットをつくりあげることができていました。何よりみんな明るくハードワークを楽しんでいる姿が素敵でした。
休憩時間の雑談が面白かった
ワークショップの休憩時間に、学生達とチャットを通して雑談ができました。中原ゼミの普段の進め方だったり、準備の裏話など。中原ゼミは「フィードバックはご馳走」と称して、学生同士での対話、中原先生との対話を徹底的に実践しています。フィードバックの内容を記録化して共有しているのは驚きました。素晴らしい学生さん、そして本発表会を通して出会えた参加者の皆様、中原先生に感謝です。
