クマ坊の日記

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【リーダーシップ】信頼されるリーダーの5つの特質

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東京も寒くなってきましたね。年末年始は企業が翌年の人材育成計画を立てるので、あちこちでお呼びがかかります。そんな呼ばれた席での話題の1つが理想のリーダー像です。今日は信頼されるリーダーの特質について考えてみたいと述べます。

 

 

5つの資質

  1. 強さ
  2. 親しみやすさ
  3. 温かい
  4. 不完全である
  5. 必要とする

 

強さ

ここで言う「強さ」とは、腕力ではもちろんありません。パワハラに代表される誤った権力でもありません。ビジネスパーソンの「強さ」とは実務能力です。実務能力のないリーダーには誰もついていきません。みんな生活と未来がかかっていますから。

 

親しみやすさ

「強さ」があっても、エリート意識が高かったり、凄すぎて周囲が引くようでは孤立してしまいます。趣味や興味関心が一緒だったり、身近に感じてもらう。つまり親しみやすさを感じれると、そのリーダーは部下にとって赤の他人ではなく、この人についていこうという存在になります。

 

温かい

他人を前向きで親切な心で捉える事です。実務能力が高い人の中には、周囲を見下したりする人もいます。言葉に出さなくても、雰囲気を醸し出してしまいます💦 自ら周囲との溝を作ってしまいます。仕事は1人で完結しないと分かっているはずなんですけどね。。。

 

不完全である

世の中はうまくいかないことで溢れかえっています。優秀なリーダーでも間違った判断を下すこともあります。欠点もたくさんあるでしょう。大切なことは、「不完全であることに、向き合っていること」です。リーダーが自らの間違いや欠点を真正面から見据え、逃げずに克服しようとすることです。

その姿を見ることで、部下はリーダーを信頼することができます。そして部下の気持ちも鼓舞されるのだと私は思います。

 

必要とする

人は必要とされていると感じる時に、普段以上の成果をあげるものです。そして、感謝を伝えられると嬉しくなり、自ら自分が想像していたよりも遥か遠くまで跳ぶことができます。

 

ここに書いたリーダー像は、決して難しい事柄ではないと思います。極めてごく普通の常識人の話です。仕事だけでなく家庭にも当てはまると思います。近年は、ワークライフオブバランスと、仕事とプライベートを分けて捉えがちです。

しかし、私から言わせれば職場だけ良いリーダーというのは有り得ないし、その逆もしかりです。そういう意味では、ワークとライフはスパッと切り分けられないと思ってしまいます。