働く部下のモチベーション管理は大切です。とはいえ、上司が部下のモチベーションで打てる施策は以外に少ないものです。まず、そもそもモチベーションは上がったり、下がったりするのが普通だと認識しなければいけません。いつも、ハイテンションな人なんていないですからね。いつも、ハイテンションの人は、サンシャイン池崎さんと明石家サンマさんぐらいしか知りません。
そして、無理にモチベーションあげようとしてもいけません。心にブレーキがかかっている状態で、他人にアクセル踏まれたら私は嫌な気分になります。
私が部下のモチベーション管理で大切にしているのが、リラックスできる空間をつくること。具体的には、
①私(管理職)自身が程々明るく振舞う
滅茶滅茶テンション明るいのもいいんでしょうが、自分自身が疲れてしまいそうです。理想はタモリさん。高くもなく、引くくもなく。抜群の安定感。
②目標を決める
メンバー個々がやる事が決まっていれば、後は走るだけです。仕事の意味づけも含めて、目標設定に時間を割きます。
③承認行動
メンバーの仕事に対して「ありがとう」をマメに伝える。結果が手でなくてもプロセスを工夫していたら、工夫したことを具体的に褒める
④雑談する
仕事とは全く関係ない、雑談する。日々のちょっとした笑いは大切です
⑤家族のように大切にする
自分の家族にされたら嫌なことは、しないし、言わない。メンバーの家族の事も気にかける。子育て、介護。メンバーは家庭に戻れば、家庭での役割があります。プライベートが仕事にも影響すると思います。おせっかいまではしませんが、悩みは聞くようにするし、問題が抱えている時はよく観察するようにします。表情や声のトーンも含めて。
どんな仕事でも大変です。せめて、毎日働く職場ぐらいはリラックスできる空間を提供したいと考えています。リラックスしてるからこそ、集中しなくてはいけない時、頑張らなきゃいけない時に力が発揮できるのだと思います。昔から、火事場のクソ力といいますしね。火事場だから頑張れるのであり、毎日が火事場だったら焼け死にます。
モチベーション難しいテーマです。自分自分のモチベーションすらコントロール難しいのに、他人のモチベーションまで支援しようというのが本来おこがましい考えなんでしょう。でも、管理職の役割を担っている限り、半径3メートルにいる人達にはハッピーでいて欲しいと考えています。