クマ坊の日記

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【マネジメント】職場のマネジメントで対話を活かすために管理職が留意すべきこと

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最近、対話に関する記事ばかりですが今日は日々のマネジメントで管理職が対話を行う時の留意点について考えてみたいと思います。

 

継続する

日々のマネジメントの中に対話を活用しようと管理職が考えたとします。会議でも打ち合わせでも、部下との面談場面でもどこでもいいのですが。。。大切なことは1度始めたら継続することです。部下との対話では厳しいフィードバックをしなくてはいけない時もあるかもしれません。その結果、雰囲気がギクシャクすることもあるでしょう。でも、継続して続けることが重要です。管理職が一貫性を保つことが結果として部下からの信頼に繋がり、対話をすることに関して周囲から理解を得られることになります。

 

話して満足しない

対話をして満足してしまう管理職もいます。「私はこんなに部下と話し合っている。私は部下のことをよく把握している」と勘違いしていたりします。部下もこんなに話をしたので、「上司は自分のことを理解してくれているはず!」と思い込んでしまいます。管理職の立場で大切なのはメンバー各自と対話して明らかになった問題を組織の問題として捉え直して対策を打ったり、逆に組織の問題で個人に関わるものがあればフィードバックしたりする必要があります。そのような管理職の動きを見ることで、メンバーは対話することに意義を感じるようになります。

 

想いを準備する

管理職がメンバーと対話を行う際、必ず準備しなくてはいけないものがあります。それは管理職の想いです。どんな職場にしたいのか?業績を上げるためにどんな方針を考えているのか?部下にどんな風に成長して欲しいのか?想いがなければ、対話しても何もでてきませんから。

 

日頃からメンバーをよく観察する

メンバーがどんな仕事しているのか?困っていることはないか?職場の人間関係は?普段と違った兆候はないか?対話を始めると管理職が予期せぬ話の展開になることがあります。日頃から観察しておくと、予期せぬ展開にも対応しやすいです。逆に全くトンチンカンの質問されると部下も「この上司大丈夫かな?」と不安になりますから💦

 

記録を取る

最悪なのは、対話のしっぱなしです。メモでいいのでポイントは記録しましょう。毎回毎回、同じような対話だと残念ですから。