本日は横浜F・マリノスの新体制発表会でした。今日はその雑感です。
昨年の振り返り
61試合という超過密スケジュールを戦い抜くもタイトルは獲得出来ませんでした。攻撃力は健在だった一方、守備は崩壊。元々、戦術の構造上で問題がありました。騙し騙し試合を進めていましたが、他チームの対策が厳しくなり弱みが露呈した感じです。そこでこのオフの課題は私的には3点を考えていました。
- 新監督選び
- 監督をサポートするスタッフ選び
- 新戦術にあった選手編成
スティーブ・ホーランド監督
新監督は、スティーブ監督。イングランド代表のヘッドコーチを務め、プレミアリーグでもチェルシーで7人の監督を補佐して、数々のタイトルの獲得に関わった人物です。世界のトップオブトップで経験を積んできました。唯一の懸念点は、トップリーグの監督経験がないこと。コーチと監督は役割や責任が全く異なります。スティーブ監督にとってもチャレンジになります。ただ、欧州のトップチームで監督経験がある人を招聘するのは厳しいので、スティーブ監督のように能力が高く、野心もある人物は我がチームには適任だと思います。発表会でのスピーチも見ましたが、誠実で周囲に配慮が出来る苦労人のように感じました。また、とても理性的にも見えました。割と期待出来るような。後は上手くいかない時に、どのように立ち振る舞上ことが出来るかかな。
スタッフ選び
上手くいかない時に、監督をどれだけ支えるスタッフがいるか否かは重要です。昨年のハリー監督を支える外国人スタッフはハッチンソンコーチだけでした。遠い異国の地、過密スケジュール、監督経験も初めて。ハリー監督を取り巻く環境は厳しいものがありました。同じ言語で相談出来る相手が1人しかいないのはよろしくありませんでした。今回はヘッドコーチだけでなく、チーフアナリストも招聘しました。3人寄れば文珠の知恵ではないですが、3人いるのは大きいと思います。
選手編成
CBの編成が一つの鍵でした。スピードと足元の技術、さらに1人で守れる守備力。長年マリノスを支えてくれた畠中選手やエドゥアルド選手がチームを去りました。サポーターとしては、2人以上の選手が来てくれるか心配でした。噂されていたコロンビア人のキニョーネス選手の内定が発表され一安心です。CBはもう1人は獲得するみたいですし期待です。その他に獲得した遠野選手、鈴木選手も良い補強だと思います。小池龍選手が移籍したのは痛かったですが。ただ年齢構成的にチームの新陳代謝を図るタイミングですし、保有選手が多すぎたので致し方ないかと。
誤算だったのは、今シーズンの契約を結んだばかりの水沼選手と加藤聖選手がこのタイミングで移籍したこと。単純に量的に2名減なので、選手補強したい所です。ただサポーター的には期待が持てる体制発表会でした。
新ユニもカッコいい
新ユニフォームも発表されました。シンプルでカッコイイ!買うの決定です。今年はヤン・マテウスの11番か、松原健の27番か、渡辺皓太の6番か。背番号が悩みどころです。でも新シーズンが楽しみです。