
突発的なトラブル。管理職としてはそんな厄介ごとには巻き込まれるのは御免ですが、巻き込まれたら全力で消化活動しなければなりません。今日は突発型の問題解決で忘れがちな点について考えます。
全力で消化活動
職場で突破的なトラブルが発生した場合は、可及的速やかに全リソースを集中させて消化活動に当たるのが鉄則です。時間との勝負になります。必要であれば複数の対策案を講じるのも有りです。その状況に直面すると判断は難しいのが実際です。複数の対策案を同時に走らせると、リソースが分散させることにも繋がりますから。ただ経験則的にはリソースの逐次投入より、パラレルで対策を走らせた方が上手くいく印象です。ビジネスには納期があるから、そこは無視できません。勿論、複数対策を打つことで、結果的に無駄も発生します。しかし、精神衛生上の事を考えると決して無駄ではないと考えます。
関係者への配慮も忘れずに
管理職の立場としては、顧客に迷惑をかけないことが1番です。だからまずは前述した対策に集中します。この時忘れがちなのが関係者への配慮です。自然災害なら致し方ありませんが、部下のミスからのトラブルの際はどうでしょう。仕事に集中してしまうため部下の心情は忘れがちです。本人も落ち込んでいるでしょうから、まずは声がけ忘れないようにしたいところです。叱るのは落ち着いてからでも出来ますから。