昨日は、横浜F・マリノスの新体制発表会でした。優勝したと思ったら、もう今シーズンがスタートします。今日は今シーズンに関して妄想したいと思います。
今シーズンのスカッドを見て
昨年の主要メンバーから、JリーグMVPの岩田選手がスコットランドのセルティックへ、仲川選手がFC 東京に、レオ・セアラがセレッソ大阪にそれぞれ移籍しました。戦力的には穴は大きいです。五年前であればパニックな心理状況に落ち入っていた所ですが、今は人材が排出するのが当たり前の感覚になりました。横浜F・マリノスで活躍して海外へキャリアアップする。キャリア後半の選手は、より高額年俸が貰えるた他クラブに移籍する。クラブがもっと財政的に豊かであれば、選手をチームに引き留めることができたかもしれませんが、人件費総額がリーグ8位ですから仕方ありません。その代わり野心を持った若い選手が入団し成長する。そういうサイクルが回っているのはプロサッカークラブとしては健全だと思います。
新たに加入したのは7名。GK白坂選手、DF上島選手、MF井上選手、木村選手、榊原選手 FW植中選手、村上選手。新加入で特に期待しているのは、井上選手、植中選手。前者はスピード、後者はストライカー。2人ともまだ若く伸び代も期待です。
スカッド全体で見ると、昨年と比べると若干戦力は落ちたようにも見えます。若い選手がどれだけ成長するかが、チームの成績にも影響しそうに感じます。
ポジション別雑感
GKは白坂選手がどれだけセカンドGK争いに食い込んでくるかが楽しみ。オビ選手も今年は爆発するような気がします。2人の競争が正GKの高丘選手へのいい刺激になるかと思います。CBはエドゥアルド選手の相方を誰が務めるかが焦点です。畠中選手、上島選手、角田選手、實藤選手。力は僅差です。個人的には畠中選手に期待。角田選手も伸び盛りなのでスタメン奪取もあると思います。上島選手はまずはチームのやり方に慣れるのが先ですね。右SBは国内最高レベルのスタメン争い。小池龍太選手と松原選手の2人がいる幸せ。左SBま永戸選手が君臨。小池裕太選手にも期待。アスリート能力は高いので、戦術に慣れた今年は化けるかもしれません。ボランチは、我らがキャプテン喜田選手、リーグ屈指のボランチに成長した渡辺選手、パリ五輪代表の藤田選手、マリノス の宝である山根選手、そこに新入団の木村選手が加わります。ボランチもリーグNo.1の陣容と言えます。藤田選手、山根選手がどれだけ成長するか楽しみ。OMFは西村選手とマルコス・ジュニオール選手。ここもリーグ最高峰の陣容。西村選手は今年はCFのポジションでの出場増えるかもしれません。期待はマルコス選手。オフシーズンのインスタでも、ボディコンタクト強化を意識したようなトレーニングしているように見えました。今年はスタメン奪い返すのではないでしょうか。吉尾選手はこの位置なのか?それともWFですかね。背番号も変えて心機一転の意気込みを感じます。シーズン序盤のルヴァン杯で活躍してリーグに絡んで欲しいです。榊原選手はユース出身でJFLで揉まれた苦労人。身体の線はまだ細いですが、入団インタビューからさクレバーさと機の強さを感じました。左WFはリーグ最高の選手と言っても過言ではないエウベル選手。そこに背番号23を引き継いだ宮市選手。昨年の大怪我から不死鳥のようにピッチで躍動してくれるでしょう。左WFはもう一枚加えたいところですが。右WFも勤める選手がシーズン序盤はカバーするのかもしれません。その右WFは水沼選手、ヤン選手、そして新加入の井上選手。こんシーズン最大の補強になりそうなのが、ヤン・マテウス選手。昨年の夏の加入ですが、日本にもチームにも昨年半年で慣れたと思います。技術は素晴らしいので、今年はスタートから大暴れしてくれそうな予感がします。仲川選手の穴を埋めてくれると思います。CFはエースのアンデルソン・ロペス選手。そこに新加入の植中選手と村上選手が絡みます。植中選手はJ2で脅威の得点率をマークしたことがある選手。大化け期待です。村上選手も大学二年時に入団が内定した選手。アンジェが認めた才能ですし期待してしまいます。
改めて今年のスカッドを眺めてみると、リーグ屈指の陣容だと思います。また、才能のある若手が多いので彼らの成長がチームの成長に繋がるように感じました。そう言う意味でもリーグ戦序盤とルヴァン杯は若手の成長が注目ポイントになるように思います。
新ユニフォームの感想
アウェイがカッコイイなと思いました。ホームも十分カッコイイですが、昨年のデザインが最高過ぎました。でも、胸の星が五つになったのと、チャンピオンエンブレムは誇らしい。逆に心配になったのは、トップパートナーから3社が撤退したこと。営業には新たなトップパートナー獲得に向けて頑張って欲しいです。
新体制発表会を見ると、今シーズンも始まるんだなとワクワクしてきました。