クマ坊の日記

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【キャリア】会社の愚痴と皿洗いは似ている

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私のブログは、人材育成やマネジメントについても沢山の記事を書いてきました。そんな過去記事でも、根強い人気は職場のコミュニケーションに関する内容です。特に20代、30代のビジネスパーソンに読んで頂けてるようです。職場では思い通りにいかないことも多いし、上司と合わなかったりすると苦痛ですよね。今日はそんな職場のコミュニケーションについて考えてみます。

 

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会社の愚痴と皿洗いは似ている

私の家庭内の仕事は、ゴミ出しと皿洗い。時々、洗濯物干しです。ゴミ出しも皿洗いも今では妻から小声を言われることも少なくなりましたが、当初はボロクソでした💦 皿洗いしても、シンク周りがふけていないとダメ出しされました。ゴミ出しに関しても、部屋の隅々のゴミ箱からゴミを集めるだけでなく、新しいゴミ袋をセットし直すまでがゴミ捨てだーと厳しい指導を受けました。私としては、「そんなにきつく言わなくもいいじゃないか?」と小声でささやかな抗議をするわけです💦

20代のビジネスパーソンも職場で同じような感覚を味わったことがあるのではないでしょうか?上司から指示された仕事をしたのに、後から駄目出しを受ける。希望していた就職先や部署でなかったら、「こんな仕事辞めてやる?」と思う方もいるかもしれません。最近、転職支援のCMでも同じような場面を見ました。前述したように、家事について妻から駄目出しを受けると「いらっ💢」とします。でも、だからと言って離婚するわけではありません。折り合いをつけていくわけです。職場も同じです。他者と一緒に働いている以上、やりたくない仕事も出てきます。でも、それを嫌がってやらないことは、「私、皿洗いなんてしませんから!」と宣言しているようなものです。だから嫌な仕事があるから、転職しますはもったいないなと思います。勤めているのがブラック企業であれば、サッサと転職すべきですが。

 

出来ない事を伝える

嫌な仕事は組織で働く以上存在するから、ひたすら我慢しろと言うつもりはありません。大事なのは出来ないことを正直に周囲に伝えることです。我が家の「皿洗い」で言えば、私がイメージしている「皿洗い」と妻がイメージする「皿洗い」は違うわけです。妻がイメージする「皿洗い」は皿を洗うだけでなく、シンク周りも綺麗に拭きあげ、シンクの下の床も水で濡れていない事を指します。要求される水準ややり方が分かれば対応できるわけです。職場の仕事も同じように曖昧だったりするので、分からないこと、出来ないことを周囲に伝えることは大切です。一方的に期待されながら、不得意な仕事を担当するのは苦痛ですから。

ただ唯一、例外は20代の時は、選り好みせずやってみることは大切です。20代で天職を見つけられ人なんて一握りです。周囲に教えを乞いながらやってみることです。

 

環境は変えられる

20代はある部分、我慢しながら仕事するのも致し方ないように思います。スキルも知識も経験も乏しいですから。しかし、未来永劫、我慢すると言うのは違います。自分のやりたい仕事が明確になってきたら、環境や機会は自分で作っていくことができます。2人以上から賛同を得られれば、仕事のやり方は変えられます。自分だけだと我儘に聴こえてしまうか、本当に本人の考え方がおかしいだけかもしれません。賛同してくれる仲間がいれば説得力があります。実際、昔からの商習慣や前例によって惰性で残っている、意味のない仕事は職場にありますから。もっとより良い仕事のやり方は自分次第で作れるはずです。