クマ坊の日記

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【ビジネススキル】脳科学と学び方

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昨日は脳科学の専門家から人の学びと脳についてお話を伺うことができました。私は実務家なので経験を通して学ぶことが多いです。そんな経験を通して得たことが、脳科学の理論と紐作くことが興味深かったです。

 

 

 

一人ひとり学び方は違う

頭の中に入ってる情報は一人ひとり様々です。知識の量も違うし、経験も、何に興味があるかも違いますから。だから、脳科学的には人それぞれ違うことを前提に学びを考える必要があります。違い将来、オーダーメード型の学びに変わると考えられています。その一方で学びを最大化する共通のポイントは3つあります。

 

楽しむことが学ぶこと

脳は快を好み、不快を嫌います。脳が意思決定やその結果としての行動は感情と密接に関係があります。楽しければ、行動に移す可能性が高まり、行動することで認知の仕方が変わるということです。反対にすると分かりやすいと思います。嫌いだったら、まず行動しようと考えませんよね。行動しなければ何も変わらず、何もしなければ何も分からず、結果として何も学べません。だから、自分が何が好きかを自覚していれことは重要です。

 

背伸びの目標を設定する力

好きな事が分かったら、次に大切なのは目標を設定する力です。私は中学校の時にサッカー部でした。当時の顧問の先生は、サッカーの強豪校からやってきた人でした。彼が掲げた目標は日本一。当時はスクールウォーズがテレビで流行っていました。昭和世代しか分かりませんね💦  最初はみんなノリノリでしたが、すぐに気づきます。「日本一は無理じゃない」目標が高過ぎたんですね。単に私たちが根性なしであったわけじゃありません。「人間の脳には、現在の価値より将来の価値を小さく見積もる特性があるんです」 例えば、「今日1万円貰えるのと、一ヶ月後に1万円500円貰えるのどちらを選ぶ?」と聞かれると大抵の人は前者を選びます。後者の方が得なのに。つまり、目標を立てる時は長期も大切だが、まずは当面の短期的な小さな目標を設定することがより効果的だということです。

 

成功体験を積み重ねる

最後のポイントは成功体験を積み重ねることです。何故なら一度成功体験を積んでいる人は、物事を習得するために実施しなければならないプロセスを熟知しているうえに、努力は報われるというGROW MIND SET(私はやればできる)の認知がら出来ています。若いうちに小さな成功体験を積み重ねることで、自信が増すんですよね。