夏休みにオススメのビジネス本シリーズの第2回は、コミュニケーション編です。いつの時代も職場のコミュニケーションは悩みの種です。この分野の本は多いですよね。ということで今日も独断と偏見で本を選んでみたいと思います。
わかりやすく伝える技術
ビジネスパーソンにオススメの1冊と問われれば、迷わずこの本をオススメしています。いわずもがな、池上彰さんの「わかりやすく<伝える>技術」です。テレビを見ていても池上さんの解説は抜群にわかりやすいですよね。何故、わかりやすく説明ができるのか?余すことなく池上さんのスキルが紹介されています。誰でも簡単に真似できる基本的なスキルが書かれている点。薄いのでサッと読める点。がオススメです。
コーチングが人を活かす
2000年前後は空前のコーチングブームでした。私もこの本はよく読みました。コーチングの技術が書いてあるのですが、むしろ勉強になるのは傾聴スキルが書かれている箇所です。一般のビジネスパーソンが役立つのはこの部分だけ読むだけでもいいと思います。
コーチングスキルを使う機会は日常のマネジメントの場では少なかったりします。なぜなら、部下が相談に来る際は解決策やヒントを欲しがっているのためです。だから日常のマネジメントで私はコーチングスキルを使うことはあまりありません。でも参考になる記載が平易に書かれている良い本だと思います。
コーチングが人を活かす―やる気と能力を引きだす最新のコミュニケーション技術
- 作者: 鈴木義幸
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2000/05/31
- メディア: 単行本
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人を動かす技術
2冊目は古典中の古典である、カーネギーの「人と動かす」技術です。古今東西、コミュニケーションがビジネスパーソンの悩みであり、また人を動かすコツには普遍的な要素があるものだと気づかされます。とても平凡で基本中ん基本ですが、コミュニケーションの全てが書かれています。