クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【Book】「ついやってしまう」体験のつくりかた人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

 

 

今日は書籍のご紹介です。著者は玉樹真一郎さん。任天堂Wiiの企画担当された方です。Wiiは私の実家に孫ホイホイとして置いてあります😁。おじいちゃん、おばあちゃんもこれなら孫と一緒に楽しめますからね。今はSwitchですね。この本はスーパーマリオドラゴンクエストを題材にしながら、ゲームのデザインについて書かれています。私もこの2つのゲームは小学生時代に大変お世話になりました。眠いけど、何故か止めらない体験にはまっていました。まさにこの本のタイトルにあるような「ついやってしまう」です。

 

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

  • 発売日: 2016/11/10
  • メディア: Video Game
 
スーパーマリオブラザーズ

スーパーマリオブラザーズ

  • 発売日: 1985/09/13
  • メディア: Video Game
 

 

 

本を読みながら、「ついやってしまう」がいかに構造化されているのがよく理解できました。

 

私の生業は、ビジネスパーソンの人材育成です。多くは企業の要望に合わせて研修を設計します。研修設計の考えが、ゲーム作りと共通点があったのは驚きでした。よく考えれば両者とも体験をデザインする点では同じですしね。

昔は、そのテーマについてよく知っている講師が、受講者に講義するだけで研修が成り立っていました。いわゆる学校方式です。しかし、今や情報が溢れる時代。体験をデザインすることで研修転移が進むように設計します。研修転移とは、研修で学んだ事を職場で実践することです。ゲームで遊んだことが、今の仕事に役立ちとは、人生どこで何が繋がるかわかりませんね。

 

イベントやサービスを設計される方は、是非一度読んでみてください。普通のビジネスパーソンも楽しんで読めると思います。