クマ坊の日記

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【人材育成】研修はインタラクティブであれ

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今日は研修満足度と研修講師の関係性について考えてみたいと思います。ビジネスパーソンで企業内教育を担当している人には役立つかもしれませんが、一般の人には全く役立たない記事だと思います💦 そんな記事ですが良かった見てってください。

 

 

 

導管メタファーの呪縛

 そのテーマに関する知識やスキルの高いが、低い人に教えるスタイルを一般的には教育としてイメージするのではないでしょうか?小学校、中学校、高校、大学と私たちの学びの場には常に教師や先生と言われる人たちがいました。そこでの指導の仕方は、先生から生徒への「正確な情報伝達」を基調とした教え方でした。あたかも、情報の送り手と受け手の間にパイプがあり、そのパイプに情報を流し込めば受け手にも情報が伝わるというイメージです。これを専門用語では「導管メタファー」と呼ばれます。

企業でも研修に対して同じようなイメージを持たれている方がいます。つまり偉い先生を呼んできて、ありがたいお話を拝聴すれば、生徒(社員)の役にたつという考えです。

しかし、大人と子供の学習の違いは「色眼鏡」を持っているという点です。これまでの知識や経験を判断材料として、「この内容は使える、使えない」「この研修は参加したい、参加したくない」を判断するということです。つまり子供のように真っ白な状態ではないので、「導管メタファー」的な学習を様々なニーズを持つ企業内研修で展開するのは難しいの実態です。

 

研修の目的は実践すること

高い費用と時間をかけて企業が社員に研修を実施する目的はたった一つです。「仕事で実践して欲しい、行動を変えて欲しい」につきます。そのためには研修の運営方法も当然工夫しなくてはいけません。具体的には講師から一方的に知識や情報やスキルを叩き込もうとするTeachingではなく、自ら学び、学習内容の意味を問い直すLearningを目指さなくてはいけません。そこで重要になるのが、研修講師という存在です。

 

研修講師が陥りやすい罠

経験の浅い研修講師が陥りやすいのは、「学ぶテーマに関して誰よりも講師は詳しくなければならない」「正確に情報を受講者に伝えなければならない」という考えです。そのような考えに陥ちいると、研修スタイルはPower Pointで作ったスライドを一方的に説明するプレゼンテーションショウになってしまいます。

大手企業は社員研修を内製化するのが増えていますが、そこでの研修もプレゼンテーションショウになりがちです。まるで、TEDのような。

 

研修の基本は双方向

気づきを促し、行動変容を促すのであれば、研修設計はインタラクティブ(双方向性)でなければなりません。ただここで難しいのは研修が1対複数人という点です。講師1人で全ての受講者と双方向のコミュニケーションを取るのは不可能です。だからこそ、受講者同士で話し合う場面をどのように設定するかが肝となります。ただ話しをさせるだけでは雑談で終わってしまいますから。そのために映像教材やケーススタディ、ロールプレイング、ゲームなどの要素を組み込みます。そして研修講師としての腕が最も問われるのは、「コメント力」です。受講者の話し合いでの様子を観察しながら、気の利いたコメントや、受講者が考えもしなかった視点からの質問ができるか否か。これが研修講師の良し悪しを決定づけます。どんなに緻密に研修設計をしても最後の2割は講師のコメント力が研修全体の満足度に大きく影響するのが実際です。

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