クマ坊の日記

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【マネジメント】日々の問いかけが、職場の雰囲気を形成する

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今年もあと2か月で終わりなんですね。時間が経つのは早い。コロナになってから飲みにいく事はなかったのですが、元上司と久しぶりに会ったので、私から誘って飲みに行きました。今日はその時に感じたことです。

雰囲気が悪い職場

私が珍しく飲みに誘ったのは理由があります。久しぶりに会った元上司のFさんのことが気になっていたからです。Fさんは体育会系のビジネスパーソン。自分に厳しくメンバーにも同じ厳しさを求めるタイプでした。そんなFさんがマネジメントする職場の雰囲気が悪いという噂が流れたのは1年前のことでした。実際、若手の離職者が相次ぐなどの事象も発生していました。昭和や平成であれば、それでも通用したのですが、令和では厳しくかったようです。人間的には良い人なので、本人も落ち込んでるのでは思い心配していました。社内でのポジションも高いので、対等に話ができる人も少なくなりました。

飲み屋では開口一番、「Fさんの職場の雰囲気悪いと噂になってるから、心配していた」と伝えました。いきなりストレート投げ込まれて、驚いていたようですが、堰を切ったようにFさんは話出しました。

責任感強すぎ

職場の業績も芳しくなく、「なんとかせねば!」の思いが先行し過ぎて、小さなコミュニケーショントラブルを抱えてしまい、放置したため、職場のコミュニケーション不全が起ったようでした。Fさんが偉いのは、退職者が出てから自分のマネジメントスタイルを猛省し、周囲に謝罪し、やり方を修正したことです。そのため、職場の雰囲気もやっと良い方向に回りつつあるそうです。印象的だったのが、同じ職場にフィードバックを与えてくれるような存在が、いつの間にかいなくなったという呟きでした。それも含めて本人の問題ですが、偉くなればなるほど裸の王様になってしまうのは誰にでもある話です。

日々の問いかけは蓄積する

もう一つ印象に残ったのは、職場の雰囲気が悪くなった原因を、Fさんが振り返っていた時の話です。メンバーと決定的な対立を引き起こす場面があった訳ではなく、日々の問いかけの不味さが降り積もって、人間関係が悪さを引き起こしたと考えていた点です。やっていた問いかけとは、メンバーの無能さを露呈させる問いかけでした。「前に指示したよね。何で言った通りにしなかった?」「何で約束したことをやり切らない?」Fさん的には、原因追求したかった、梵字徹底させたかかったなどの理由だったようですが、この手の問いかけが降り続くと、メンバーは口を閉ざします。何を言っても否定された気分になるでしょうし、無力感を感じてしまいます。まるで降り積もる雪のようです。時間が経つと踏み固まって溶けるのも容易ではありません。普段話す呟きや問いかけほど、管理職は注意払わないといけないと感じました。