クマ坊の日記

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【ビジネススキル】発見型の問題解決

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前回は発生型の問題解決について考えてみました。今日は発見型の問題解決について考えてみたいと思います。

問題意識が出発点

顕在化している問題ではなく、潜在化している問題を発見しようとするのですから、ぼっーとしていても問題は発見できません。もっとも誰もボーっと仕事しているわけではなく、現状が正しいと考えて仕事しています。もしくは、問題は多少感じてはいるが、変える大変さを考えると現状維持を選択している場合もあります。そのため、まずは問題意識を高めることが求められます。「今のままではいけない」「今よりもっと良くなりたい」「新しいことに取り組みたい」などです。問題解決ができる人材育成を考える時に最も難しいのは、この問題意識の感度を高め方です。残念ながら外部の我々のようなものが研修でお伝えするだけでは養えません。上司先輩が日常指導を通じて繰り返しいい続けるしかありません。また、実際にそのような問題解決の仕事をアサインすることです。そのような仕事をアサインするのは、若ければ若いほど良いと思います。私自身も、「顧客の立場で考えろ」を耳タコになるほど指導受けました。当時は仕事が成功したのに、上司との振り返りでは、「顧客の立場でもっと改善できたことはないのか?次はどのような提案するのか考えているのか?」詰められました💦 今、振り返るとアプローチの仕方は変えたほうが良いですが、問題意識について絶えず言われ続けたことは私がビジネスパーソンとして成長する上で大切な過程だったと捉えています。

 

情報感度と問題意識は比例する

多くのビジネスパーソンとお会いしますが、問題発見が得意な人は情報感度が高いようにも感じています。問題解決するにあたって同業他社の情報収集する人は多くいますが、異業種や全く異なる分野や、海外まで広げて情報を集める人は少数派です。私たちは今やネットワークによってあらゆる情報にアプローチができます。しかし、逆に言えば自分がアプローチしたいと考えたものしかアクセスできません。言葉にするのは難しいですが、自分が興味関心のないものにも、好奇心を持って接することができるかはビジネスパーソンとして重要な素養だと思います。

 

曖昧表現を排除する

発見型の問題解決のポイントは問題を定義化することです。何故なら発見型の問題は曖昧な状態で捉えることが多いからです。問題の定義化とは、ある解決すべき事象を、他の解決すべき事象と明確に区別ができるように、言葉で表現することを指します。その際に有効なのは5W2Hや6W2HのうちWhyを除いた要素を活用することです。例えば、「職場のコミュニケーションが悪い」という問題であれば、職場てどこ?(where)コミュニケーションって何を指すの?(what)悪いってどのような状態?(how)というように徹底的に曖昧表現を排除することです。スタート地点が曖昧なまま走り出す問題解決は、日本企業には多いように見えます。問題が定義されれば、あとは原因を掘り下げていけばいいので、思考の粘り強さが求められます。まあ、でも発見型の問題で上手くいかない圧倒的な理由は、問題の定義の仕方が曖昧なことが起因しているように感じます。