唐突ですが、写真の彼は「知的で、勤勉で、衝動的で、批判的で、頑固で、嫉妬深い」と紹介されたらどんな印象を彼に対して持つでしょうか？きっと欠点もあるが有能な人物という印象を持つと思います。
逆に先程の内容を反対から読み上げたらどうでしょうか？おそらく印象はがらりとかわります。今日は第一印象のお話です。
人の印象ほどいい加減なものはない
冒頭の男性の紹介のように、同じ内容であっても、ポジティブな言葉を先に説明すると良い印象を人は持ちます。最初に感じた印象が全体に影響を与えます。第一印象はそんなものです。この事を初頭効果といいます。第一印象はやはり重要なわけです。第一印象をよく見せるためには、自分自身の長所を理解しなければいけません。取り繕って後でボロが出ても意味がないし、持続できなければ本人が辛いだけです。長所であれば自然体でいられますから。性格、特技、趣味、学歴、経験。。。何でも良いので、自分がアピールしたいこと、知って欲しいことはどんどんアピールした方が良いです。
逆に自分自身が抱いた印象は疑う
第一印象を自分が誤認することもあります。相手の肩書きや見た目で、素晴らしい人格者のように勘違いしたり、マシマシで人物評価したりすることもあるという事です。以前、上司に「自分は人物を観る目だけは自信がある」と豪語していた方がいました。結論から言うと全然人物眼はありませんでしたが💦 私は仕事柄、多くの採用の場面に立ち合いますが、いい人物かどうかはいつも迷います。合わないなというのは迷わず判断するほうですが、それでも自分の選択は正しかったのか迷ってばかりです。
