クマ坊の日記

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【マネジメント】アフターコロナの研修の形

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コロナウィルス治まる気配がないですね。世の中のイベントが漏れなく中止が続いているように、私の生業の研修も中止が続いています。その一方で急に依頼が増えているのがオンラインを使った研修を企画運営して欲しいです。今日はオンラインで行う研修について考えてみたいと思います。

 

 

株価が爆上げのZoom

zoom.us

Zoomってご存知ですか?ビジネスパーソンは知っている、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。ビジネスに特化したweb会議システムです。私も1年ぐらい前から使うようになりました。オンライン上で会議を行うのですが画質がいいです。以前のシステムはカクカクした動きが多くストレスフルでした。しかし、Zoomは画質がスムーズ!さらに嬉しいのはマルチデバイス対応です。パソコンでもスマホでも使える事ができます。さらに同時に1000名の人が参加できます。まあ、私はそんな大勢では会議しませんが。会議資料が簡単に共有できるのも嬉しいです。ちなみにコロナの影響もあってZoom社の株価は爆上げです。

 

懐石料理を、懐石料理風の冷凍食品でチャチャっと出前でお願いします

お客様からは「リアルで予定していた研修を、そのまま、あるいはちょっとアレンジしてオンラインでお願いします。」これは無形サービスである研修だから対応は簡単のように聞こえますが、これがレストランの予約であったら「懐石料理を予約していたんですが、コロナで中止になりました。でも、お客様には満足してもらいから自宅でいつでも食べれるように懐石料理風の冷凍食品に変更して、後、家から出られないのでウーバーイーツでチャチャっと出前お願いします。と言われいるようなものです。「メンバーには、お客様の要望を最優先で受ける事。ただ緊急事態だからと言ってパニックにならないように。何ができて何ができないかを丁寧に説明して、新たな研修を設計しなおして下さい」と伝えています。事務局の要望通りに設計したはいいが、研修受講者が退屈になるようなものを提供しては本末転倒ですから。

 

2時間が限界

技術的な事で言うと、webでの研修は2時間。出来れば1時間半が限界だと考えています。どんなによく出来た映画でも2時間が限界ですから。リアルな研修よりも細かい時間管理が必要になるでしょう。またYouTubeのように編集ができればより品質的には向上すると思います。リアルな研修とはまた少し異なるスキルが求められるように感じます。

 

アフターコロナ

コロナウィルスによって、テレワークやオンライン研修を多くの企業が経験することになりました。大規模な社会実験を行っているようなものです。テレワークは便利な一方で、マネジメントの巧さ、下手さか露呈するように感じます。職場では目立たなくても、リモートワークになると、実は意味のないマネジメントをしていた管理職か沢山いたと改めて気づかされる職場もあるのではないでしょうか。逆に生産性が低いメンバーも明らかになるでしょう。

 

私が生業としている企業の社員教育も、必要なものと、そうでないものに選別されるでしょう。毎年、開催していたので深く考えられるず継続していた教育は廃止されるのは必死です。ビジネス環境としては厳しいですが、私は健全で良いことではないかと考えています。ピンチの裏には必ずチャンスも転がっていますから。