クマ坊の日記

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方針の立て方

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今、私は7月から担当する部門の方針策定の真っ最中です。自分自身の振り返りの為に方針策定について書いてみたいと思います。

 

目次

 

何故、方針が必要なのか?

方針は羅針盤みたいなものです。どっちの方向に向かって頑張ればいいかの拠り所になるものです。でも、多くの管理職は方針を立てるのが下手くそです。トップの方針の丸投げだったり、目標数字だけ分解しただけのものだったり。全ての管理職は上位方針を翻訳する力が求められます。

 

方針は質と量

方針の「質」とはターゲットとか、どんなやり方とか、どんな商品でとか、目標達成時にはどんな状態になっているのかなど、測定可能な指標を設定しにくい目標を示すものです。一方、方針の「量」は売上、利益、顧客数、生産量、納期といった測定可能なものです。

 

会社にもよりますが、経営が「量」に関わる方針が多い場合は「質」から考えた方がやりやすいです。「質」に関する方針が多い場合は「量」から考えるのがおススメです。大切な事は「質」と「量」を交互に考えること。この「質」で「量」は達成できるのか。ここはロジカルな思考力が求められます。思考力が弱いと思うなら、繰り返し考えるあるのみです。早く方針を決めたい気持ちを押さえて、粘り強く考えましょう。

 

一人で抱え込まない

上記の方法でまずは一人で考えることが大切です。ただし、一人で抱え込んではいけません。上司に助言を求め、部下からも意見を募りましょう。学校のテストは独力で解答を考えねばなりませんが、ビジネスは周囲を巻き込んで衆知を求めましょう。でも、最初に一人で考えるプロセスを飛ばしてはいけません。安易に部下から意見を求めると、「それを考えるのが上司の仕事だろ!」と不信感につながります。

 

表現力が問われる

衆知を集めて方向性が決まったら言葉にしなくてはいけません。ここは表現力のセンスが問われます。「どうすればいいか」が分かる程度に具体的ではあるが、「橋の上げ下げ」まで細かいと窮屈です。ある程度抽象的な表現がいいのですが、言葉のセレクトが問われます。

感性の問題なので、日頃から小説よんだり映画をみたりして感度を磨くしかありません。原田マハの「本日は、お日柄もよく」なんてどうでしょう。

 

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

 

 

方針は絞り込む

もう一点大切なことは、方針は絞り込むことです。多くの方針は総花的になりがちです。「やった方がいいことは削りましょう」やるべきことに絞り込むことで方針が徹底できます。そして検証もしやすいですから。