クマ坊の日記

人材育成と本とサッカーが中心のブログです

持論のススメ

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人の成長は現場での経験が7割、上司・先輩からの薫陶や指導が2割、研修や書籍からの影響は1割だと経験学習理論では考えられています。でも、1割をどうデザインするかが7割に大きな影響を与えます。

 

目次

 

経験を活かす人、活かせない人

 同じ会社で同じ職種で働いていれば、同じようなシュチエーションの経験をする確率は高いです。でも、経験を糧にして成長できるビジネスパーソンとそうでないビジネスパーソンが存在します。その違いは振り返る力の差に起因します。今、企業の人材開発部でトレンドになっているのが、上記の経験学習理論であり、「振り返り」がキーワードになっています。振り返りは大切でバックボーンとなる知識がないと「振り返り」が浅くなります。

 

知識の必要性

「振り返り」のバックボーンとなる知識が少ないと、経験から得られる教訓が毎回変わらない状況に陥ります。だからこそ、ビジネスパーソンは知識や情報を絶えず更新していくことが求められます。しかし、仕事が忙しい中、ビジネススキルを学ぶことは大変です。それに、どの本を読めばいいのか分からないという悩みもあるのではないでしょうか?

 

実務と関連するテーマを選ぶ

当たり前ですが、自分が実務で困っているテーマを勉強します。職場のコミュニケーションで悩んでいればコミュニケーションに関する本を。マネジメントであればマネジメントを。そして本屋さんで立ち読みして、読みやすそうな本から選ぶことをお勧めします。見栄張って難しそうな本は選ばないことです。

 

試してみる

本に書いてあることで、これは面白い効果がありそうだと感じたら職場で試してみてください。1ヶ月間ぐらい。最初はぎこちなかったり、恥ずかしかったりするかもしれませんが続けてください。周囲も最初は違和感を感じて弄ってくるかもしれませんが、無視して続けましょう。続けていく事で周囲も気にしなくなります。そして本に書いてあった内容が自分に合ったものなのか、そうでなかったのかが腑に落ちます。やり続ける過程で自然と工夫も生まれます。駄目なのは本を読んで分かった気になっている人です。

 

持論のススメ

経験則だけでも持論は作れます。でも、経験則だけで作られた持論はその人にしか出来なかったり、限定したシュチエーションでしか使えなかったりします。実践と知識の両方から生まれた持論は強力です。経験を振り返る時に知識と結びつくことで、部下や後輩も理解しやすい持論になる為です。だから、真似しやすいし指導もしやすくなります。

 

昔の日本は働き方も、働く価値観も、仕事自体も同一性が高かった。だから、上司や先輩は「俺の背中を見て育て!仕事は盗むものだ」ですみました。しかし、現在ではそんな事通用しません。

 

言葉を操れなければ、人も育たないし、仕事も広がりません。そして、言葉を操る時に大切なのが持論を語れるかどうかです。だから、ビジネスパーソンでいる限りは一生勉強し続けるしかないと私は考えます。